食事からストレスケア (18/11/19)
ストレスは、食事によってもコントロールできます。
食べ物によってストレスを緩和させる成分が入っているかがカギ。
ストレス状況の中、心の健康を保つにも適した食事の摂取法があるのです。
心が疲れた時、脳で作られにくい物質があります。
それがセロトニン。
セロトニンは感情をコントロールして、精神を安定させる働きを持つ神経伝達物質です。
言い換えれば、元気や幸せを作る素。
やる気になったり、達成感を与えたり、落ち着かせたりするなくてはならないスパイスです。
強いストレスや疲労の蓄積、睡眠不足などを続けると、元気の素が、作られにくくなり、不足するとうつ病といったメンタルヘルス不調を引き起こすのです。
良く使われるうつ病の薬は、このセロトニンを体に残しておくための薬です。
要するに、うつ病の予防や改善には、セロトニンの分泌を促進することが必要なんです。
では、セロトニンを増やす食べ物とは??
セロトニンが食べ物に含まれているわけではなく、
セロトニンの材料となる、トリプトファンを含む食品を多く摂取することによって、セロトニンが増加するとされています。
また、トリプトファンからセロトニンを作り出す際に必要となるのが、ビタミンB6。
ということで、トリプトファンとビタミンB6を多く含み、セロトニンを増やしてくれる食べ物が、いきいきと幸せな毎日をを続けるコツなんで(*^_^*)。
多く含む食品は以下の通り。
①大豆・大豆製品
大豆はもちろん、納豆や油揚げ、豆乳などの大豆製品にトリプトファンが多く含み、さらにビタミンB6も含んでいます。
②乳製品
チーズや牛乳、ヨーグルトにトリプトファンが多く含まれています。
しかし、これらの食品にはビタミンB6があまり入っていないので、ビタミンB6を含む食品と組み合わせて摂取すると効果的。
③魚・魚介類
マグロやイワシ、カツオなどにトリプトファン・ビタミンB6が多く含まれています。
④炭水化物
炭水化物には、セロトニンの産生を促進する効果があります。疲れた時にチョコレートなど甘いものを取るのもいいですね。
何だか疲れがとれない、テンションが上がらない、その時にはセロトニンが少なくなっているかも。
意識して上記のものを食べることで、食事から元気の素は増えてくることが期待できるので、自身のストレスセルフケアにしっかりとってください!
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