ホーム > メンタルヘルスなひとときブログ > メンタルヘルス不調復職する時期と会社の対応
メンタルヘルス不調復職する時期と会社の対応 (18/12/14)
【メンタルヘルス不調復帰する時期と会社の対応】
休職中の社員から職場復帰の申し出がなされたとき、会社としてどのようにしていいかわからない
という相談をよくいただきます。
問題点は、
- 休職中の様子がわからない。
- 産業医がいない。
- 就業規則で休職の規定は定められているが、復職に関する規定は具体的に定められていない。
などが挙げられます。
復職支援は休職中から始まっています。
本人の負担にならない範囲で定期的に連絡を取って様子を伺うことは、職場復帰の判断の参考にもなります。
また、産業医が選任されていない場合は、本人の同意を得て、人事労務担当者等が主治医へ本人と一緒に同行受診することも重要です。
普段から主治医と連携を取ること、そして、本人と定期的な連絡を取ることは、スムーズな職場復帰にもつながり、
会社の安全配慮義務の範囲とも考えられます。
さらに就業規則において復職の規定を作成することも大切です。
休職の発令をするためだけの規定ではなく、休職中のケアから復職後のフォローまでを就業規則できちんと定めておくと、今後の対応もスムーズになります。
・メンタルヘルス対策が一から学べるメンタルヘルスカウンセラー養成講座は、こちら。