新入社員と離職とメンタルヘルスの関係 (19/09/15)
「新入社員で、今までは取り組まなかったメンタルヘルスを今回導入しました。」
とある新入社員向けメンタルヘルス研修での要望。
今、入社してメンタルヘルス不調になって仕事を辞める方が増えています。どう「昔」と変わった?
「今どき」の新入社員は、売り手市場。
ようは、入社希望者優位の状態。良い言い方をすれば、じっくりどの企業が良いかを吟味できる。
悪く言えば、どこにでも引っかかる予定がある。
入社した本人がどちらの気持ちなのかは、かなり大きいのです。
分かりやすく言えば「この会社でこうなりたい。」という展望があるかどうか。
ただ現実、「実際と違った」場合、「また受ければいい。」という中途の余地もあるため、離職率に繋がりかねない。
では「昔」は?
就職した。ここまでは、「今どき」と同じ。
違うのは、
「決めたらここでずっと働かなければならない。」
「働いていくべきだ。」
という、価値観やいい意味での義務感がある。
それが一つの「ステータス」だから。
時代背景もかなりある。
そして「今どき」ばかりが注目される。
では「昔どき」は、変わらなくていいの?
今どき、とは「流行」であり、「時代の流れ」。
上司部下との上下関係、規律、「当然」という常識は、
「今どき」にとってどうなのか?
今の子は、反応が薄い。
これが「流行」だったら?
沿わなくてもいい。理解があれば。
それだけで、心の距離は縮まるかもしれませんね。
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