メンタルヘルスから見た新型コロナウイルスの影響 (20/04/08)
日本メンタルヘルスケアサポート協会
代表理事 奥江 裕理です。
新型コロナウイルスの影響により、
本日から関東、関西、福岡各所に非常事態宣言がなされました。
これにより、自粛ムードは一層高まり、テレワーク、自宅勤務を余儀なくされる方も大勢出てくることと思われます。
メンタルヘルスを扱う私たちにとって、メンタルヘルスから見るコロナ対策は、仕事に対するモチベーションをどう維持するか、
この1点に限られるのではないでしょうか。
先日、知り合いからラインメールが一通届きました。
「在宅長いと病みそうだ。」と。
送り主は、グローバル企業の人事の方。
普段は出社が当たり前の企業。
それがコロナの影響で、3月下旬から在宅勤務に切り替わったそうです。
決まった時間の拘束。
一定時間以上仕事ができないようにパソコンは強制的に落とされるそうです。
ちょっとしたこともメールやわざわざ電話でやり取り。
その中でも、最も辛いことは、
「自宅にいること」
という事だそうです。
密閉した空間に一人でずっといる。
これが、辛いと。ではそれまではというと、
当たり前のように、「会社」へ行き、オフィスに入ると、働く「ヒト」が当たり前のようにいる。
当たり前の様に、挨拶をし、誰かがそばで働いている「姿」があるのは、当たり前だった。
「働く空間」の差が、辛いと。
当時、その人がうざかったり、その空間に行くのが嫌だったり、退社時に声をかけられないように退社する。
逆に仕上げておかないといけない仕事は、
少し居残りすればいい。
「早く以前に戻りたい」と。
あなたはいかがでしょうか。
テレワークでないにしても、不要不急、自粛、時差出勤、マスクでの会話。
窮屈感、孤独感、不安でどんどん士気が下がっていく。
テレビを見れば見通しのつかない報道ばかり。
彼の「病みそう」は、実際的に「病むか病まないか」ではなく、現状の集大成から出た言葉かもしれません。
それくらい、環境の変化というのは、メンタル面から仕事のモチベーションに大きく影響するのです。
一瞬でもいいから前向きでいたい。
私たちには、その思いが強く伝わってきます。
さてどうするか、ではどうするか。
今や人と直接顔を合わすことができにくく、
様々な研修で、メンタルをサポートすることができなくなりました。
逆に要望が増えてきたのが、
オンライン・WEB活用したメンタルヘルス研修です。
このご要望にお応えしたく、
日本メンタルヘルスケアサポート協会でも
ZOOMを使ったオンライン研修を開始いたしました。
HP掲載早々、個人、または企業様より、お問い合わせ、お申し込みがあります。
それくらい、メンタル面の維持は、仕事継続に大きな影響を与えていると実感している世の中になってます。
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