2021年2月アーカイブ
メンタルへルスカウンセリングは対症療法、心理カウンセリングは原因療法 (21/02/26)
【メンタルへルスカウンセリングは対症療法、心理カウンセリングは原因療法】
メンタルへルスカウンセリングは対症療法、心理カウンセリングは原因療法というのはどういうことでしょう。
まず対症療法とは主要な症状を軽減するための治療のことで、原因療法とは、そもそもの症状や疾患の原因を取り除く治療法のことです。
例えば、花粉症の症状が出た時薬を飲むのは対症療法で、根本的な体質の見直しは原因療法となります。
これに当てはめると、メンタルへルスカウンセリングは、今ある心の悩みやストレスを解消する解決するので対症療法といえ、
心理カウンセリングは、その悩みが見いだされた素となる価値観や考え方を根本から解決するので原因療法ともいえるでしょう。
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メンタルへルスカウンセラーは、心理カウンセラーより身近なカウンセラー (21/02/26)
【メンタルへルスカウンセラーは、心理カウンセラーより身近なカウンセラー】
心理カウンセラーとメンタルへルスカウンセラーの違い、1つに心理かメンタルへルスか、過去か今かです。
心理カウンセラーとは、その方の成育歴からくる価値観やコミュニケーションの癖について、心理という観点から面での安定を促します。
またアドラー、ユング、アートセラピーなどの心理療法といった様々な「心理分析」法を使って過去を引き出し、心理とは何ぞやを深く追求します。
メンタルへルスカウンセラーは、あくまで「メンタルへルス」を扱うカウンセラーです。
メンタルへルスとは、心の健康管理。精神的健康を保つためにはどうしたらよいのか。
それを一緒に考えていくカウンセラーです。そのため、ゴールが明確です。
「どのような気持ちで過ごせれば楽ですか。」
健康ってそうですよね。必ず理想とする状態があり、ゴールがある。
健康とは疾患にかかっていない状態であり、抵抗力があり、病気にかかりにくい状態。それを目指し、保つのが健康管理。
メンタルヘルス的に言うと、心の健康とは、疾患にかかっていない状態であり、心にストレス耐久力があり、心の病にかかりにくい状態。
それを目指し、保つためには、「日々どんな気持ちで過ごせれば良いですか。」なのです。
そのためにカウンセラーはその人にあった心の健康を保つための方法を伝えていきます。
過去にどんなことがあり、どんな価値観があり、なぜその価値観が生まれたのか、という心理カウンセラーが行う心理分析とは異なり、過去にどんなことがあっても、今どんな価値観であっても、「これからどんな気持ちでいられることが理想なのか」を一緒に考えていく。
「今苦しめている気持ちを見つけ、解消する」そして「どんな気持ちでいられることを望むのか」を考える。
「今」の「心の不調」扱うからこそ、身近なカウンセラーなのです。
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喜怒哀楽は、メンタルへルス。バランス良く取る方法 (21/02/18)
感情の表現法の一つである喜怒哀楽という言葉。メンタルへルス的に、こればすべてバランス良く感じることが大切です。
ただ怒と哀はあまり良いイメージで取られていません。
逆になかったら違和感を覚えませんか?喜楽。この2つだけだと、何だか気楽とも受け取れる。
ということは、怒と哀にも存在する大きな意味があるのです。
怒ってはダメと、今では言われます。悲しいとか寂しいとかも「しょげないで」なんて励まされる。
ただもっと喜んでとか楽しんでは大いに言われる。その違いは1つ。
怒と哀は負の感情ととらえられているだけ。
大切なのは、喜怒哀楽は感情の一つであるということ。だから感じたほうがいいのです。
それをどう「表現」するか。相手にとって、自分にとって喜も楽も不幸になる表現なのであれば逆に言えば出さないほうがいい。
例えば、知り合いが道で転んだ。転び方が面白くて笑う。それって相手は不幸ではありませんか。
その時には一緒に悲しんであげる方が幸せです。
例えば、料理を作って食べてもらう。こちらはおいしくできたと喜んでいても相手がまずいと怒りだしたら、こちらは不幸ではありませんか。
喜怒哀楽は感じてはいけないことではなく、表現でのマナーがあるということ。
そしてマナーとは、相手がいるから。
自分ひとりであれば、一人の空間であればどんな表現でもいいのです。服装で言えば「おしゃれ」と同じ。
ただ相手がいて、誰かがいそうな空間では、喜怒哀楽もマナーをもって表現すること。
喜怒哀楽の「身だしなみ」。
特に怒は、他の感情の中でも強いエネルギーを持っています。怒の出し方は丁寧に。
ぜひおしゃれと身だしなみの違いを感情でも行ってみてください。
意識するだけでKYなんて言われなくなりますよ。
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メンタルへルスは子供にも活用できますか? (21/02/17)
メンタルへルスと聞くと、どうしても社会人や働く人というイメージが多いかもしれません。
ただメンタルへルス=心の健康管理なので、子供でもパパでもママでも家庭でも行えますし、家庭円満にはぜひ取り入れてほしい要素です。
例えば、子育て中のパパやママ。育児には相当の忍耐がいります。予測不可能な子供の動きに親の考えが一致しない。
不一致が多い行動が毎日続くと親の頭も限界となります。そんな時にメンタルケアは欠かせません。
思春期な子供の心情と親の心情のぶつかり合い。
子供と親のメンタルへルスを両立しながら過ごすためには、メンタルトレーニングも必用となります。
安定した気持ちで過ごせるために、どんな状態でもOKという余裕を持てる考え方で過ごすために、体も心もまずは健康第一です。
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鬼滅の刃から学ぶメンタルへルス (21/02/16)
日本だけでなく、世界中でお馴染みとなりました鬼滅の刃。映画でもメンタルへルスにも欠かせない大切な言葉がありました。
「全集中」
今ここ、に意識を全て傾ける。これはメンタルヘルスにも非常に効果的な方法なのです。
メンタルヘルス的にそれを訳すと「マインドフルネス」となります。
これは「今ここ」に意識を傾け、気持ちを落ち着かせる、リラックスする方法です。
メンタルへルス的な「今ここ」とは、呼吸に意識を向けます。
息をしている自分、吐く自分。呼吸にだけ意識を向ける。過去の出来事、後悔、未来の不安、恐怖。実は人は今を生きているようで「今、ここ」に生きていない時があります。
過去の出来事に囚われて、未来に不安を感じ、今のこの瞬間の自分には意外と目が向かない。
さぁ、今、どうでしょうか。呼吸をしている、椅子に座っている、歩いている。目をつぶっている。瞬きをしている今は、安全ではないでしょうか。それを考えると心が安定するのです。
そこに過去や未来を持ち込むから不安や恐怖がでてきます。
今ここ、ではそれをどうやって作るかというと呼吸に意識を向けるだけです。
3分間、目を閉じ呼吸にだけ意識を向けてみてください。呼吸をしている自分の体だけに意識を向けてみてください。
過去や未来が頭の中にやってきたら、今に「全集中」を繰り返すことです。
それだけで落ち着いて目の前の「出来事(挑戦)」に立ち向かうことができるでしょう。
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メンタルヘルスと仕事の効率との関係 (21/02/15)
メンタルが不安定になると、必ず効率に影響します。
1つのことに囚われて、感情の葛藤が起き、なかなか集中できなかったことはないでしょうか。
例えば、恋愛でも。
恋心で、その人のことばかり考えて勉強でテキストを目の前に置いていても、気づいたら時間だけが立っていて問題が全く解けてない。
集中しなくちゃと思っても、恋心が優先して勉強が手につかない、とか。
仕事も同じです。仕事のミスを引きずって仕事が集中できない。もちろん効率は落ちます。
集中力の維持ができない=効率の遅れです。ただこれは誰にでもあること。大切なのは、早い段階でこの「モヤモヤ」を解消することです。
最初にしてほしいのは、「集中しよう」と集中に必死になるのではなく、「モヤモヤの理由はなんなのか」という、モヤモヤと向き合って、モヤモヤの解消に努めること。
何だか遠回りな感じを受けるかもしれませんが、モヤモヤを引きずるから、効率は落ちるのです。
「モヤモヤ解消」が、実は次の行動へと誘う第一ステップです。
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心理学とメンタルヘルス学の違い (21/02/14)
心理カウンセラーが学ぶ心理学と、メンタルヘルス学って何が違うのか。
一つに、心理学は、療法や精神分析が中心であり、メンタルヘルス学は、心の健康管理法が中心であるということ。
そして対象者に対し、心理学は、心の回復が中心であり、メンタルヘルス学は、ココロとカラダの不調予防が中心であるということ。
心理学は、思想というところがメインになります。
そのためメンタルヘルスに必要なメンタルヘルス不調者への具体的関わり方や、声のかけ方、不調時の対応法、休職者へのかかわり方などは、学びません。
また心理学は「セルフケア」メインとなります。個人に対してどう心の悩みを解決していくのか。
メンタルヘルスでは、セルフケアプラス、ラインケアを扱います。周りの方のかかわり方という内容です。
働く方への心の悩みを扱うのであれば、メンタルヘルスはより身近なストレスを扱うため、実践的なスキルと言えるでしょう。
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