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アンガーマネジメントの職場での必要性 (21/02/10)
【アンガーマネジメントの職場での必要性】
字のごとく、アンガー=怒り、マネジメント=コントロール。注意してほしいのは「アンガーロス(怒りをなくす)」ことではないということ。
何故かというと、怒りという感情はなくならないからです。
怒りは本能として大切な感情の一つ。大切なものや場所や考え方、価値観が侵害されようとした時、それを守るために必要不可欠な防衛感情です。
例えば猫。餌をとられようとしたら、ふー!って威嚇する。子猫はじゃれあっているようで怒りの表現法を練習しています。
それは大切なものを守るため。
ただ「人間同士」の場合、適切な怒りの表現をしないと、かえって状況は悪化します。
自分の考え方を守るために、全力で相手の考えを潰す、自分の大切なものを守るために「触らないで」と声を荒げる。
それは自分を守っているけど相手を守っていない。
アンガーマネジメントで、表現の出し方について大切なポイントは、相手を守る表現ができるかどうか。
相手を守るとは、自分を守りながら、相手の考えや大切なものを尊重する表現法。
その一つが、アサーション技法。
アンガーマネジメントとメンタルヘルスは深い関係があります。
どちらもマネジメントが必要で、大切な自分と相手を守るために行う技法だから。
技法ということは方法があります。取説があって初めて活用できるのです。
・怒りの扱い方が知れる、アンガーマネジメント研修については、こちら。