喜怒哀楽は、メンタルへルス。バランス良く取る方法 (21/02/18)
感情の表現法の一つである喜怒哀楽という言葉。メンタルへルス的に、こればすべてバランス良く感じることが大切です。
ただ怒と哀はあまり良いイメージで取られていません。
逆になかったら違和感を覚えませんか?喜楽。この2つだけだと、何だか気楽とも受け取れる。
ということは、怒と哀にも存在する大きな意味があるのです。
怒ってはダメと、今では言われます。悲しいとか寂しいとかも「しょげないで」なんて励まされる。
ただもっと喜んでとか楽しんでは大いに言われる。その違いは1つ。
怒と哀は負の感情ととらえられているだけ。
大切なのは、喜怒哀楽は感情の一つであるということ。だから感じたほうがいいのです。
それをどう「表現」するか。相手にとって、自分にとって喜も楽も不幸になる表現なのであれば逆に言えば出さないほうがいい。
例えば、知り合いが道で転んだ。転び方が面白くて笑う。それって相手は不幸ではありませんか。
その時には一緒に悲しんであげる方が幸せです。
例えば、料理を作って食べてもらう。こちらはおいしくできたと喜んでいても相手がまずいと怒りだしたら、こちらは不幸ではありませんか。
喜怒哀楽は感じてはいけないことではなく、表現でのマナーがあるということ。
そしてマナーとは、相手がいるから。
自分ひとりであれば、一人の空間であればどんな表現でもいいのです。服装で言えば「おしゃれ」と同じ。
ただ相手がいて、誰かがいそうな空間では、喜怒哀楽もマナーをもって表現すること。
喜怒哀楽の「身だしなみ」。
特に怒は、他の感情の中でも強いエネルギーを持っています。怒の出し方は丁寧に。
ぜひおしゃれと身だしなみの違いを感情でも行ってみてください。
意識するだけでKYなんて言われなくなりますよ。
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