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呼吸法で最も大切なのは、吐く方に全集中~ストレスケア (21/03/18)
息を吸う、吐く。動物が生きていく上で、当たり前の動作であり、止めてしまえば命がなくなる呼吸。
ただこの動作は、体中様々なところで起こっている。例えば血液の流れとか、細胞分裂とか。
でもなぜ呼吸だけは意思で動かすことができるのでしょう。
実は呼吸は自分の意思で動かせる神経(運動神経)と無意識で働く神経(自律神経)の2つで支配されています。
普段の呼吸は、主に自律神経が呼吸をコントロールしています。これは生きていくための神経。
では運動神経はというと、動かしたい時に働く神経のこと。
緊張する、焦っている時はどのような呼吸になっているかというと、吸うと吐くのバランスが乱れています。
交感神経が活発になり、呼吸が早くなり、吸う方が多くなる。また日中意識しないと吸う方がメインになっています。
逆に深い睡眠時は吐く方が優位になります。ようは副交感神経が優位に立つということ。
そのため、リラックスを促す呼吸法でなぜ吐く方の時間が長いかというと、副交感神経を優位に立たせ、自律神経のバランスを整えるためです。
息を吸うのは、生きていく上で大切な作業。
ただ呼吸法を行う中では吐く方に全集中してください。
その吐き方ですが、イメージとして「副交感神経(リラックス神経)が働いている~」ということをイメージする。
まず1分30秒集中。
イライラした時、悶々とした時、不安を感じた時、ぜひやってみてください。
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