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聴くトレーニングで、人間関係は疲れない人生へ (21/04/08)
話を聴くのは体力がいります。経験ないでしょうか、何だか相手の話を聴いていて疲れたということ。
例えば相手の愚痴。
伴侶だったり子供だったり、職場の人間関係であったり。
相手は愚痴を言うことで、気持ちが清々する。聴くこちらはどっと疲れて、会ったらまた永遠とその話となると、別の話題にどうすり替えようかなんて考えて、それも疲れる。
その場合はうまく傾聴を利用すること。
疲れる聴き方の場合、大概が「受け入れよう」と努力している。努力するから疲れる。
傾聴では受容と言いますが、解釈を受け入れるのではなく、「受けとめる」という解釈に変えること。
「キャッチ」です。受け入れようとすると、受け入れられない部分が出てきたら自分の意見が言いたい、との変な格闘を起こしだし、余計に疲れます。
そのため、キャッチ。
ここで言うキャッチとは、「あなたはそう思っているんですね。」で良いのです。
別に自分は意見が違っていても構わないから。
ここで、このキャッチ的聴き方にするのもトレーニングがいるのです。
どうしても「我(私はこう思う)」という感情がでてきてしまうので。
ただこのスタンスをしっかり身につければ、自分も疲れることがなく、かつ相手は「しっかり話を聴いてくれている」と思ってもらえることが可能となるのです。
普段の生活で、ぜひキャッチトレーニングを行ってみてください。
愚痴を言う方=その練習だと思うことも、ストレスケアになりますよ。
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