ビジネスに欠かせないコミュニケーションスキルとは (21/04/14)
仕事を円滑に進めるためにコミュにケーションスキルは重要と言われます。
まずコミュニケーションをとる中で何を行うかというと主に「話す」と「聴く」。
重要なのは「順番」です。
コミュニケーションの観点から見ると、まず聴く次に話す、です。
聴くとは、「聴き出す」。いわゆるリサーチです。
そして話すとは「ノウハウの提供」。自分の知識を相手にとって有利な事だけ出す、ということ。
ただコミュニケーションをとる上で、最も人が悩むところが「何を話せばいいのか分からない」です。
それは当然。聴いてないので、話すことが分からないのは当然です。
ここで出てくるのが、何を聴けばいいのか分からないというところ。
ようはきっかけ。
本等では、天気や趣味、世間的話題など当たり障りないところから聴くということも書かれていますが、安易にそれを聴いては、「何のための話?」となるでしょう。
きっかけは、ちゃんと意図と目的をもって聴くことが大切。
天気の話はどこにゴールをもって使うか。趣味の話の終着点はどこに持っていきたいのか。
聴く前に仮説をたてること。
もう一つ大切なのが、プラス面、マイナス面どちらも聴く。そしてプラス面から聴いていき次にマイナス面です。
例えばテレワーク。
「テレワークで日常変化したことはありました?」ではなく、「テレワークで日常プラスに変わったことってありました?」
そして、「逆にマイナスに変化したことはどんなことですか?」
まずプラスを聴くことで、相手に「話す」ということのウォーミングアップをさせているのです。
また「特にない」という返答を回避するためには、「しいて言えば」を付け加えるとより相手は話しやすくなります。
そこからマイナス面=問題点を聴き出し、提案する。
順序としては、以上です。ただしそこにはコミュニケーションをとりやすくする細かいスキルがあります。
うなずき方、笑顔の出し方。相づちの打ち方。
それをマスターさせすれば、「話すのが苦手」は全くなくなるでしょう。
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