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管理職の誰もが悩むのが、傾聴 (21/06/15)
管理職にとって、部下の話を聴くというのは業務の一環。ただ、この聴く=傾聴に多く悩みを抱えているのです。
普段の雑談なら聞けるのに、ただ、いざ相談事を聴くとなると難しくなる。
「一体部下の愚痴をどう解決していいのか分からない」のです。
その理由の一つに、「何か良い解決策を提示しなければならない」という考え方の先行です。
とうしたら良くなるんじゃないか。部下思いだからこそ芽生える大切な感情です。
ただそれを先行しすぎると、アドバイスを考えるようになります。
管理職本人は、「自分で考えてほしい」と望んでるのに、相談に来るとアドバイス。
この矛盾がまずあります。
自分で考えてほしいのであれば、考えるよう仕向けていく必要がある。
その1つが傾聴なのです。
傾聴の効果として、聴くことにより、自分で考え答えを導き出すというのがあります。
「どうしたらいいのか、一緒に考える」そして「答えを見つけてもらうために聴く」のです。
アドバイスは、最後の手段。
「考えさせる」ためには、根気強く傾聴する。
アドバイスをするのは早いですが、ただやらなくては意味がない。
逆にやってダメだったら、「言われたことをやったのですが、ダメでした」となった場合、またアドバイスを繰り返さなくてはなりません。
本人がしっくりする、納得して行動に移すためには、傾聴が遠いようで一番の近道となるのです。
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