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悩みは不安がつくる方程式 (21/06/17)
不安。。生きていれば必ず、また一日の中でも何回も訪れるこの感情。
「将来これで大丈夫か」
「コロナにかかるのではないか」
「カギ閉めたかな」
「相手にどう思われているか」
「この資料の書き方で大丈夫か」などなど。
実は人は一日中不安と格闘しています。よく「この悩みはどうやったら解決できますか」と言われますが、
まず悩み=不安+未来であることを理解してほしい。
そして悩みが深くなる、また大きくなるということは、悩み=不安×未来という形になり、不安要素の数が大きくなればなるほど、悩みは大きくなるということです。
大切なのは、具体的に何が不安なのかを理解すること。
将来が不安。具体的には?お金?パートナー?老後?場所?
コロナが不安。具体的には?かかるかが具体的ではなく、今の予防の仕方だけで大丈夫か?ということ。
ただ不安は感情。
単純に言えば、本人が「大丈夫」「考えてもしょうがない」という風に思えれば、消えるわけです。
そう考えて方程式に当てはめると、悩み=未来という形式は成立せず、悩み=不安(0)×未来は0になります。
また具体的な不安が目に見えたのであれば、その不安をどう解決するかと考えてください。
不安を多く持つということは、未来に対し、慎重に生きている証拠、または未来を楽しく生きるためにしっかりと考えている証拠。
今までもたくさん不安を感じてきたと思います。
でもそれを乗り越えてきたあなたがいます。
だから大丈夫なんです。どんな不安も乗り越えられる力を持ってますから。
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