2021年8月アーカイブ
夏バテとメンタルへルス (21/08/30)
9月、暑い夏の疲れが出やすい時です。
身体がだるくなる、疲れやすい、とにかく眠い。
精神的にもイライラや、焦燥感、やる気が出ない。
この時、「いや、仕事忙しいし、気力でカバー」といってその症状を放っておくと、どんどん悪化をしていきます。
そのため、無理に気持ちをあげようとするのは禁物。
なぜならば、結果的に上げようとしても上がらないので、また自分を責めるというループに陥り空回りをするからです。
こんな時は、休養を。
この症状は身体からあなたに発してくれている大切な身体のサインです。
「今心身ともにバテているので、ちょっと元に戻る時間を作りましょう」ということです。
2,3日ぜひ仕事のことを忘れて身体の声に耳を傾けて下さい。
休養のポイントは、仕事のことを一切考えない。自分がいなくても廻っている。回復してから考えよう。
そう言い聞かせ、心をリラックスさせてあげることが休養なのです。
ひたすら寝ても良い。軽く運動をしたいならしても良いです。
ポイントは、焦らないこと。
一時的なものと放置しておくと長引く可能性があります。例えて言うなら風邪と同じ。
こじらす前に休むこと。
それが早く治すためには、大切な「療養」ともいえるのではないでしょうか。
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メンタルへルスに効果的なおにぎりの選び方 (21/08/26)
コロナで外食が減る中、コンビニで買って食べるという回数が増えたという方もいるでしょう。
特にお昼ご飯に重宝するコンビニのおにぎり。
昆布・梅・シャケ・ツナといった定番から、炙りカルビや体に良いと五穀米のおにぎりまで。
バリエーションは本当に多彩です。
その中でも、イライラしている時とか、不安に感じているというマイナスな感情になっている時にぜひ選んで頂きたいおにぎりの種類を紹介します。
大切なのは具です。
具はできるだけタンパク質が使われている肉・魚・チーズ・豆製品系を選ぶこと。
タンパク質は、私たちの感情を作る材料です。
その中でも幸せや心の安定を司るホルモン、セロトニンの生成を促す栄養素が入った具を選ぶのです。
定番でダントツ良いのが鮭。鮭にはセロトニンの生成を促すトリプトファンという栄養素が多く含まれています。
次にお薦めは納豆巻き。苦手な人も多いかもしれませんが豆製品にもトリプトファンが多く含まれています。
後はマグロ・カツオといった赤身の魚。かつお節のおにぎりもOK。ツナも良いですね。
そして白米・玄米にもその栄養素が含まれているので、おにぎりは実はメンタルへルスに理想的な食べ物とも言えます。
サイドとしてお勧めなのがバナナ。
そして飲み物としては、豆腐みそ汁、また豆乳。
食べ物は消化吸収に30~1時間と言われています。
お昼に食べるとそれが午後からの活力の源や心の安定の基礎になるのです。
ぜひお昼ご飯、その日を幸せに感じながら過ごすために意識してみてください。
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相談時のネガティブな言葉の扱い方 (21/08/25)
相談される内容は様々ですが、大体が「誰か」を責める・侮辱する・否定的に語る内容が含まれること。
この「誰か」とは、第2者(相手)・第3者(周りの人・職場・会社)だけではなく自分自身も含まれます。
私が頼りないからとか、できないからとか、ダメだからとか。
このような場合、つい「そんなことはないよ」というフォローを入れてませんか。
「いやいや、私だって実は過去同じようなことがあって・・・・だから大丈夫」と励ましてませんか。
まず「そうですね」という人はいないでしょう。
上記の言葉は相手を思いやるとても暖かい言葉です。そしてその言葉によって救われる気持ちの人もいるでしょう。
なので正解なのです。
ただタイミングが早いだけ。そう言ったフレーズを使うのは、相手の気持ちがもう楽になった後の一押しのフレーズなのです。
では、そのような言葉が出た時、まずどうするのか。
それは「共感」です。
自分ができないと思うくらい気持ちを追い込んでいたんですね。本当につらかったね。
自分がダメだと思うくらい、気持ちが滅入ってきていたんだね。苦しかったね。
その上で、しっかり話をきく方向で進めてください。
相手の気持ちが落ち着いたら、最後の一言です。
これが相手の場合も同じ。
あいつがいけないんだ。上司がワンマンだから。
それも共感。
相手がいけないと思い続けると苦しくなりますよね。
上司からの指示があいまいだと戸惑うことも多いですよね。
ネガティブな言葉はまず共感。
ぜひそんな時は思い出してみてください。
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傾聴が難しかったら、これだけは行ってください (21/08/24)
聴いているのにそのメッセージが相手に伝わらない。
逆に聴いてはくれているんだろうけど、真剣に受け取ってもらえている気がしない。
両者どちらも感じたことがあるかもしれません。
前者の場合では、なんでもっと本心を話してくれないのか聴く側が悩みますし、
後者の場合は、内容を軽んじられているようで「どうせ取り込んではもらえないんでしょ」と諦め、相談に行くこと自体やめるかもしれません。
そこで、聴くって難しいとなっているのかもしれません。
ただ、どちら側でもちゃんと聴いているのです。でもなぜ「話してくれない」「聴いてくれてない」になるのでしょうか。
その1つの原因は「態度」です。
どんな態度で聴くか、だけで話しやすさは大きく違ってきます。
ポイントはたった4つ。
1.相づち ええ、うんうん、そうなんですねとバリエーションをもって声をだして。
2.うなずき 深く腰からお辞儀をするような感じでゆっくりと。
3.視線 相手の目を見て顔を相手の顔と並行に
4.表情 笑顔で。真顔だと怒ったいるように見えたり、反抗されるのではと思われる。
以上4点を意識して、できれば少しオーバーに行う。それだけでビックリするくらい相手は話してくれるようになりますよ。
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チョコレートの絶大なメンタルへルス効果 (21/08/19)
甘い、太るというイメージのチョコレート。でも疲れた時にちょっとほしいチョコレート。実はとてもメンタルヘルスには良いのです。
それはチョコレートの成分。
メンタルへルス的に特に有効なのがトリプトファンとビタミンB6と糖です。
トリプトファンは必須アミノ酸の1つで、食べ物からでしか取れない栄養素。
このトリプトファンとビタミンB6が幸福ホルモンとよばれるセロトニンの生成に必要なのです。
セロトニンは、幸福感や心の安定を司るホルモンで、これが出なくなるとイライラ、焦燥感、不安が強くなります。
さらに糖は、血糖値をあげてくれます。
お腹が空くとイライラしても、食事をすると落ち着くのは血糖値が上がったから。
そのため、気分が上がらない、イライラする時などにチョコレートを食べると心が落ち着き、パワーをかなり発揮してくれます。
お薦めは、ビターチョコレート。糖分が多いミルクチョコレートは、カカオの量が少ないので少しお勧めしません。
また適量で。
休憩時に1粒のチョコレート。
これで残りの時間がやり越せます。
またバナナも有効。
イライラして仕事がはかどらない時にぜひ試してみてください。
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食事をよく噛んで食べるとメンタルヘルスに良い? (21/08/18)
食事をよく噛んで食べなさい、とは幼少期から言われ続ける言葉で、あなたも言われたことがあるかもしれません。
ただ、だいたいの意味は「消化不良を起こすから」という意味合いが多いです。
消化という部分では、ごもっともな話ですが、
次に出てくる言葉が「食事は落ち着いてゆっくり食べましょう。」
メンタルへルスの観点から、実はこれが重要なのです。
噛むという行為は、歯が強くなるとか、顎が鍛えられるとか、消化に良いとか、身体に様々な利点を促します。
メンタルへルスの観点では、噛む=一定のリズムとなり、それが脳を刺激し、心の安定に欠かせない「セロトニン」という感情ホルモンの分泌を促していくのです。
「落ち着いてゆっくり食べる」とは、逆の発想からいうと、
「噛むことでセロトニンが分泌され心が安定し、落ち着きや心のゆとりが生まれる」ということになります。
普段から食事の早い方は、どちらかと言えばイライラ感が一日続いてる方も多いのではないでしょうか。
心にゆとりを持ちたいと思えば、まずはゆっくり噛んで食べること。
時間がもったいないと考える方もいますが、たった3分食事の時間を長く取るだけで、その後の仕事の効率も違ってくるかもしれませんね。
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物事がうまくいかない時のメンタル維持法 (21/08/16)
やっていても良い方向へ行っていると思えない。
どうしてこんなに前を向いている感じがしないんだ。
仕事をしている上でこのようなモヤモヤは誰しもが経験をすると思います。それに引きずられると
もう駄目なんじゃないか。
結局自分はできない。
という感情までかられる時があります。ただこういう時程、メンタルの維持をしていく方法を知っておかないと、この気持ちに押し流されて、
できない自分という風に自分自身で自分を決めつけたりするようになります。
ではまず根本的に、「難しい」「できない」と考えるようになるのはなぜでしょうか。
結論から言えば、「できるようになりたい」「うまくいかせたい」からです。
その意思が強いということをぜひ認識してください。
例えば、テニスプレーヤーが、様々な技を練習してもうまくいかないのは「その技を習得したいから」ですよね。
逆にテニスに全く興味がない方は、この技を強化したいとは思わないし、価値を感じません。
そうするとやらないし努力だってしませんよね。
これと同じ。
うまくいかないんじゃないか、は、「うまくいきたい」という強い意志の元でないと生まれないのです。
それくらい強い意志をもって取り組んでいるということです。
真正面から目の前の案件に真摯に取り組んでいるからこそ、でてきた気持ちなのです。
そう考えると、うまくいかない、はあなたの努力の結果感じられた素敵な感情ということになります。
大切なのは、しっかり今まで取り組んできたことを「やってきた」と承認すること。
その上でまた新たな方策を試してみればいいのではないでしょうか。
少なくとも過去何事例か試したものは、ダメだと分かったので、それ以外で検索する。
一人で悩む必要はない。尋ねることも方策を広げる手段です。
感情でいえば、難しいも同じです。やってみないと難しいという感情は生まれません。
そして、難しい=できない。と結びつける人がいますが、この方程式は成立しません。
難しいはできるようになりたいから派生した感情。
できるようになりたい。そのまま真摯な気持ちでそのまま行うと必ずできるようになります。
大丈夫、その意思が強い人なんだから。
・難しい傾聴ができるに変わる、認定傾聴カウンセラー養成講座は、こちら。