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食事をよく噛んで食べるとメンタルヘルスに良い? (21/08/18)
食事をよく噛んで食べなさい、とは幼少期から言われ続ける言葉で、あなたも言われたことがあるかもしれません。
ただ、だいたいの意味は「消化不良を起こすから」という意味合いが多いです。
消化という部分では、ごもっともな話ですが、
次に出てくる言葉が「食事は落ち着いてゆっくり食べましょう。」
メンタルへルスの観点から、実はこれが重要なのです。
噛むという行為は、歯が強くなるとか、顎が鍛えられるとか、消化に良いとか、身体に様々な利点を促します。
メンタルへルスの観点では、噛む=一定のリズムとなり、それが脳を刺激し、心の安定に欠かせない「セロトニン」という感情ホルモンの分泌を促していくのです。
「落ち着いてゆっくり食べる」とは、逆の発想からいうと、
「噛むことでセロトニンが分泌され心が安定し、落ち着きや心のゆとりが生まれる」ということになります。
普段から食事の早い方は、どちらかと言えばイライラ感が一日続いてる方も多いのではないでしょうか。
心にゆとりを持ちたいと思えば、まずはゆっくり噛んで食べること。
時間がもったいないと考える方もいますが、たった3分食事の時間を長く取るだけで、その後の仕事の効率も違ってくるかもしれませんね。
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