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相談時のネガティブな言葉の扱い方 (21/08/25)
相談される内容は様々ですが、大体が「誰か」を責める・侮辱する・否定的に語る内容が含まれること。
この「誰か」とは、第2者(相手)・第3者(周りの人・職場・会社)だけではなく自分自身も含まれます。
私が頼りないからとか、できないからとか、ダメだからとか。
このような場合、つい「そんなことはないよ」というフォローを入れてませんか。
「いやいや、私だって実は過去同じようなことがあって・・・・だから大丈夫」と励ましてませんか。
まず「そうですね」という人はいないでしょう。
上記の言葉は相手を思いやるとても暖かい言葉です。そしてその言葉によって救われる気持ちの人もいるでしょう。
なので正解なのです。
ただタイミングが早いだけ。そう言ったフレーズを使うのは、相手の気持ちがもう楽になった後の一押しのフレーズなのです。
では、そのような言葉が出た時、まずどうするのか。
それは「共感」です。
自分ができないと思うくらい気持ちを追い込んでいたんですね。本当につらかったね。
自分がダメだと思うくらい、気持ちが滅入ってきていたんだね。苦しかったね。
その上で、しっかり話をきく方向で進めてください。
相手の気持ちが落ち着いたら、最後の一言です。
これが相手の場合も同じ。
あいつがいけないんだ。上司がワンマンだから。
それも共感。
相手がいけないと思い続けると苦しくなりますよね。
上司からの指示があいまいだと戸惑うことも多いですよね。
ネガティブな言葉はまず共感。
ぜひそんな時は思い出してみてください。
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