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自粛でぜひ心がけてほしいメンタルへルス (21/09/09)
コロナ禍で長引く自粛に、事実メンタルへルス不調を起こす方が増えています。
ある程度は耐えれていても、それが長引くとメンタルの維持が難しくなるのです。
ただ「しっかりメンタルへルスを行いましょう」と言われても、何をすればいいのか分からないし、実際「心が疲れている」とは思っていないので、後回しになるのです。
そこでまず自覚してほしいことがあります。
それは「一人で仕事をするとネガティブ思考になる」ということです。
私たちは仕事をする際、人によって安心を得ています。
仲間と一緒に同じ空間にいる。
会話をすることによって自身の存在を確認する。
認められることで、自身の存在価値を感じる。
特に仲良くなくても、挨拶だけの会話でも、「髪型似合ってるね」という承認だけでもです。
帰属意識が安心なのです。
ただテレワークでは、それが全くありません。
「触れ合い」がないのです。
そうなると孤独感や不安が優勢になり、どちらかというとネガティブな発想に偏りがちになる。
みんな自分より仕事をしている。おいていかれるのではないか。
このままだと評価が下がるのでは。
相談したら迷惑ではないか。
みんな忙しいから頼ってはダメだ、など。
それが心の不調の引き金になっているのです。
まず「一人で仕事をするとネガティブになる」ということを意識する。
するとネガティブ感情に意識が向き、だったらポジティブになれるようなことをしようと思い出すわけです。
「ネガティブにはならない」ではなく「ネガティブになる」という意識がメンタルへルス不調を起こさない第一歩とも言えます。
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