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話を終わらすには、トイレに行きましょう。 (21/09/15)
永遠と自分の話を話すパターン。もちろん聴いてあげたい気持ちはやまやまなのですが、続きすぎるとこちらが疲れますよね。
でも聴いてあげないといけない、という親切心を裏切れない。
ただこれは、親切心が裏目に出るパターンです。
何故かというと、1回この長い話を経験すると、次回相手が相談に来た時、「また長い話を聴かなくてはならない」と感じる。
そうすると、忙しい振りとか用事がある振りをして、その機会から逃れようとする。
それが続くと、相手は「あの人は話を聴いてくれない」となり、あなたに良い印象がつきません。
こういうパターンの方の対処法は、「切る」ことです。
「一生懸命話しているのに切っていんですか。」「逆にその方が印象悪くなりませんか。」
いえ、切って良いんです。
むしろ切らないとあなたの態度が持たなくなり、結果的に話の内容は入ってきません。
だからこそ、あなたが辛抱できないところと感じたら即切りましょう。
その時相手を不快にさせない言い方をすればいいだけです。
その時「トイレ」が有効。
「あ、ごめん。トイレに行きたくなってきちゃった。考えてみればもう○○分近く話してるんだね~。」
話している相手は時間を気にしていません。だからあえて時間を意識させるのです。
すると大概の方は「もうそんなに時間が経ってるんだ。」と気づくはずです。
「では、その続きの話は次回聴くよ。」とか「その後どうなったかまたラインして必ず返すから。」で良いのです。
時間の経過に気づかせること。
そのために一度「仕切る」ことは自分にとっても疲れないために、とても有効なのです。
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