メンタルケアカウンセラー初級養成講座
自粛明け、メンタルへルスに注意 (21/03/17)
コロナにより自粛期間が続き、テレワークへ移行した方も多いかもしれません。
ただもしコロナでの自粛が明けて出社となる場合、気を付けて頂きたいポイントがあります。それを見逃すとメンタルへルス不調をきたすかもしれません。
メンタルへルス不調とは、心の健康不良。決して病気ではありません。では心の健康不良とはどういう状態かというと、
「気持ちが一向に乗らない」
「やる気が出てこない」
「不安が消えない」
「会社に行きたくない感がずっとある」
上記に代表されるような、要は「気持ちがノッていない」状態です。
これを放っておくと、不調サインとして寝れない、食べ物がおいしく感じられない、胃が痛い、片頭痛、目が重いという体に症状が出てくるようになります。
心と体のサインを放っておくと、仕事に取り組めない、面倒くさくなる、ミスをする、頭が働かないので業務が遅れるという行動のサインが出てきます。
心、体だけでなく、行動にまで影響が出てくるのです。
大切なのは、ちゃんとメンタルへルス不調サインとして受け取ること。
そして最も大切なのは、気づく→ストレスケアという流れを迅速に行うことです。
「ストレス溜まってるようだけど、仕事忙しいし、今はそんなこと言ってられない」と先延ばしにすると、不調は加速していくのです。
自粛明け、「何だか気持ちが乗らない」状態が2週間続くようであれば、まず気持ちよく仕事を行うためにストレスケアを行うこと。
それが自粛前に働いていたようなモチベーション維持につながるのです。
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メンタルヘルスカウンセリングとは (21/03/04)
【メンタルへルスカウンセリングとは】
メンタルへルスカウンセリング。心理カウンセリングより身近な「今」の心を楽にする手段。
様々なストレスにより、気持ちが重くなっていませんか。あなたはもっと楽に生活できる。楽になっていいんです。
ぜひ下の動画で、詳細を見てみてください。
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メンタルへルスカウンセリングは対症療法、心理カウンセリングは原因療法 (21/02/26)
【メンタルへルスカウンセリングは対症療法、心理カウンセリングは原因療法】
メンタルへルスカウンセリングは対症療法、心理カウンセリングは原因療法というのはどういうことでしょう。
まず対症療法とは主要な症状を軽減するための治療のことで、原因療法とは、そもそもの症状や疾患の原因を取り除く治療法のことです。
例えば、花粉症の症状が出た時薬を飲むのは対症療法で、根本的な体質の見直しは原因療法となります。
これに当てはめると、メンタルへルスカウンセリングは、今ある心の悩みやストレスを解消する解決するので対症療法といえ、
心理カウンセリングは、その悩みが見いだされた素となる価値観や考え方を根本から解決するので原因療法ともいえるでしょう。
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喜怒哀楽は、メンタルへルス。バランス良く取る方法 (21/02/18)
感情の表現法の一つである喜怒哀楽という言葉。メンタルへルス的に、こればすべてバランス良く感じることが大切です。
ただ怒と哀はあまり良いイメージで取られていません。
逆になかったら違和感を覚えませんか?喜楽。この2つだけだと、何だか気楽とも受け取れる。
ということは、怒と哀にも存在する大きな意味があるのです。
怒ってはダメと、今では言われます。悲しいとか寂しいとかも「しょげないで」なんて励まされる。
ただもっと喜んでとか楽しんでは大いに言われる。その違いは1つ。
怒と哀は負の感情ととらえられているだけ。
大切なのは、喜怒哀楽は感情の一つであるということ。だから感じたほうがいいのです。
それをどう「表現」するか。相手にとって、自分にとって喜も楽も不幸になる表現なのであれば逆に言えば出さないほうがいい。
例えば、知り合いが道で転んだ。転び方が面白くて笑う。それって相手は不幸ではありませんか。
その時には一緒に悲しんであげる方が幸せです。
例えば、料理を作って食べてもらう。こちらはおいしくできたと喜んでいても相手がまずいと怒りだしたら、こちらは不幸ではありませんか。
喜怒哀楽は感じてはいけないことではなく、表現でのマナーがあるということ。
そしてマナーとは、相手がいるから。
自分ひとりであれば、一人の空間であればどんな表現でもいいのです。服装で言えば「おしゃれ」と同じ。
ただ相手がいて、誰かがいそうな空間では、喜怒哀楽もマナーをもって表現すること。
喜怒哀楽の「身だしなみ」。
特に怒は、他の感情の中でも強いエネルギーを持っています。怒の出し方は丁寧に。
ぜひおしゃれと身だしなみの違いを感情でも行ってみてください。
意識するだけでKYなんて言われなくなりますよ。
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メンタルへルスは子供にも活用できますか? (21/02/17)
メンタルへルスと聞くと、どうしても社会人や働く人というイメージが多いかもしれません。
ただメンタルへルス=心の健康管理なので、子供でもパパでもママでも家庭でも行えますし、家庭円満にはぜひ取り入れてほしい要素です。
例えば、子育て中のパパやママ。育児には相当の忍耐がいります。予測不可能な子供の動きに親の考えが一致しない。
不一致が多い行動が毎日続くと親の頭も限界となります。そんな時にメンタルケアは欠かせません。
思春期な子供の心情と親の心情のぶつかり合い。
子供と親のメンタルへルスを両立しながら過ごすためには、メンタルトレーニングも必用となります。
安定した気持ちで過ごせるために、どんな状態でもOKという余裕を持てる考え方で過ごすために、体も心もまずは健康第一です。
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鬼滅の刃から学ぶメンタルへルス (21/02/16)
日本だけでなく、世界中でお馴染みとなりました鬼滅の刃。映画でもメンタルへルスにも欠かせない大切な言葉がありました。
「全集中」
今ここ、に意識を全て傾ける。これはメンタルヘルスにも非常に効果的な方法なのです。
メンタルヘルス的にそれを訳すと「マインドフルネス」となります。
これは「今ここ」に意識を傾け、気持ちを落ち着かせる、リラックスする方法です。
メンタルへルス的な「今ここ」とは、呼吸に意識を向けます。
息をしている自分、吐く自分。呼吸にだけ意識を向ける。過去の出来事、後悔、未来の不安、恐怖。実は人は今を生きているようで「今、ここ」に生きていない時があります。
過去の出来事に囚われて、未来に不安を感じ、今のこの瞬間の自分には意外と目が向かない。
さぁ、今、どうでしょうか。呼吸をしている、椅子に座っている、歩いている。目をつぶっている。瞬きをしている今は、安全ではないでしょうか。それを考えると心が安定するのです。
そこに過去や未来を持ち込むから不安や恐怖がでてきます。
今ここ、ではそれをどうやって作るかというと呼吸に意識を向けるだけです。
3分間、目を閉じ呼吸にだけ意識を向けてみてください。呼吸をしている自分の体だけに意識を向けてみてください。
過去や未来が頭の中にやってきたら、今に「全集中」を繰り返すことです。
それだけで落ち着いて目の前の「出来事(挑戦)」に立ち向かうことができるでしょう。
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「がんばれ」という言葉のメンタルヘルス的取説 (21/02/06)
「がんばれ」って言ってはダメなんですよね、という質問を何度か聞かれたことがあります。
がんばれは、応援の言葉であるにも関わらず、なぜ禁句扱いされているのでしょうか。
まずがんばれは効果・使い方・用途と注意点があること。
<効果>
・懸命に前を向いて努力している時、後押しして達成へと促すことができる。
・目標達成中にくじけそうになった時、再び気持ちを奮起させることができる。
<使い方(用途)>
・何かに取り組んでいる時
・取り組む途中に挫折しそうになったり、あきらめそうになる手前の段階の時
というのが、頑張れの効果と使い方です。大切なのは用途と注意点です。
<用途>
・努力している人/前向きに取り組もうとしている人/達成途中にくじけそうな人
<注意点>
1.行動をあきらめた人、自責を感じている人、頑張り方と方向性を見いだせてない人には絶対に使用しないでください。アレルギーを引き起こす危険があります。
2.本人の意思確認の後、効果が期待される時、最後に伝えること。
1に関して使用すると逆効果になります。行動をあきらめた人と自責を感じている人の状態は、車に例えるとエネルギー源であるガソリンが心に入っていない状態。いくら頑張りたくてもガソリンが入ってないので走れないのです。
その上でもっと頑張れと言われてもガス欠状態では、走れません。
頑張り方と方向性を見いだせてない人は、ガソリンは満タンなのです。ただ何を操作すれば、どの方向に向かえば良いのかが分からない。
ただこの人たちは走れるので、大切なのは手順と方向を具体的に教えること。
まずブレーキを踏んで、エンジンかけてサイドブレーキおろして、アクセルを踏む。そしてまっすぐ進んでごらん、と。
走り出したら走りますので、走るのが楽しくなるくらいまでサポートすること。
2に関して、頑張れを使うタイミングです。あくまで頑張れは、相手の背中を押す言葉であることをお忘れなく。
「どうしたの、元気ないね、がんばれ。」という連動的な言葉では全く効果がきたいできません。
正しくは「どうしたの、元気ないね、そのあたり話を聞くよ。・・・・・・・そういうことか。であれば~~~~~~~~というやり方もあなたにはありかもね。少しは元気出てきたって?そうか、うん、君なら可能だよ。がんばれ!」
です。
またもし一緒に取り組んでいることであれば、がんばれより、がんばろうの方が効果的です。
言葉にも取説があります。
その使い方さへ間違えなければ、成長へと導く最高の言葉になるでしょう。
追伸:万が一アレルギー反応が出た場合は、医師または産業医へ相談しましょう。
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