メンタルヘルスカウンセラー講座
チョコレートの絶大なメンタルへルス効果 (21/08/19)
甘い、太るというイメージのチョコレート。でも疲れた時にちょっとほしいチョコレート。実はとてもメンタルヘルスには良いのです。
それはチョコレートの成分。
メンタルへルス的に特に有効なのがトリプトファンとビタミンB6と糖です。
トリプトファンは必須アミノ酸の1つで、食べ物からでしか取れない栄養素。
このトリプトファンとビタミンB6が幸福ホルモンとよばれるセロトニンの生成に必要なのです。
セロトニンは、幸福感や心の安定を司るホルモンで、これが出なくなるとイライラ、焦燥感、不安が強くなります。
さらに糖は、血糖値をあげてくれます。
お腹が空くとイライラしても、食事をすると落ち着くのは血糖値が上がったから。
そのため、気分が上がらない、イライラする時などにチョコレートを食べると心が落ち着き、パワーをかなり発揮してくれます。
お薦めは、ビターチョコレート。糖分が多いミルクチョコレートは、カカオの量が少ないので少しお勧めしません。
また適量で。
休憩時に1粒のチョコレート。
これで残りの時間がやり越せます。
またバナナも有効。
イライラして仕事がはかどらない時にぜひ試してみてください。
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食事をよく噛んで食べるとメンタルヘルスに良い? (21/08/18)
食事をよく噛んで食べなさい、とは幼少期から言われ続ける言葉で、あなたも言われたことがあるかもしれません。
ただ、だいたいの意味は「消化不良を起こすから」という意味合いが多いです。
消化という部分では、ごもっともな話ですが、
次に出てくる言葉が「食事は落ち着いてゆっくり食べましょう。」
メンタルへルスの観点から、実はこれが重要なのです。
噛むという行為は、歯が強くなるとか、顎が鍛えられるとか、消化に良いとか、身体に様々な利点を促します。
メンタルへルスの観点では、噛む=一定のリズムとなり、それが脳を刺激し、心の安定に欠かせない「セロトニン」という感情ホルモンの分泌を促していくのです。
「落ち着いてゆっくり食べる」とは、逆の発想からいうと、
「噛むことでセロトニンが分泌され心が安定し、落ち着きや心のゆとりが生まれる」ということになります。
普段から食事の早い方は、どちらかと言えばイライラ感が一日続いてる方も多いのではないでしょうか。
心にゆとりを持ちたいと思えば、まずはゆっくり噛んで食べること。
時間がもったいないと考える方もいますが、たった3分食事の時間を長く取るだけで、その後の仕事の効率も違ってくるかもしれませんね。
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お腹が空くとイライラするのはなぜ? (21/08/06)
お昼、夕食前など、お腹が空いて集中力が途切れたり、イライラしたり。誰しもが経験があるのではないでしょうか。
昼前には商談をするなと言われているくらい、この時間はお腹が空くと人をイラつかせます。
ではなぜ、お腹が空くとこのような精神状態になるのでしょうか。
そこで大きく関与しているのが、意外かもしれませんが血糖値です。
実は血糖値が下がる時に、感情が大きく変化をするのです。
医学的に説明すると・・。
例えば食べた時は血糖値が上がります。ただ血糖の血糖のうち20~30%が脳で消費されます。
そのため血糖が下がると、脳に糖が足りなくなるので、感情や精神面に不調が出やすくなります。
低血糖状態になると、脳の血流が悪くなり、眠くなったり、理性を司る大脳皮質の働きに影響が出て、抑制力や判断力が鈍ったりします。
その一方で、「なんとか血糖を上げよう」と、興奮系のホルモンであるアドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンなどを分泌したりします。
その結果、怒りや敵意、焦燥感、落ち込みなどを引き起こすのです。
よくダイエットと言って過剰に糖質オフを行うと、脳に糖が不足するため、以上のような症状が出やすくなってきます。
さらに、糖質単体の食事、うどん、パスタ、○○丼などは、急激に血糖値が上がる分、急降下を起こしやすく、脳にお腹が空きやすくなり、さっき食べたのにお腹が空くということにつながっているのです。
食事前のイライラや倦怠感をなくすために気をつけたいことは、できるだけ糖の吸収を緩やかにしてあげること。
そのための食べる順番は、まず野菜、キノコ類。
先に食べておくと食物繊維が吸収を緩やかにしてくれます。
できれば糖質が多いものは、最後に食べることを心がけるとよいでしょう。
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メンタルへルス不調?と思われる人に絶対にかけてはいけない一言 (21/08/05)
【メンタルへルス不調?と思われる人に絶対にかけてはいけない一言】
気分がすぐれてなさそうな人、暗くなっている人、落ちこんでそうな人には心配であなたも声をかけると思います。
元気つけれるかと思って。
寄り添ってあげたくて。
話を聞いてあげたくて。
辛さを緩和してあげたくて。
そのことは絶対に必要なことで、見逃すわけにはいかないので、一番正しい方法です。
ただ大切なのは、その暖かい心を自分で台無しにしないことです。
それは、第一声ですべてが決まります。その一言とは
「大丈夫か?」です。
使いやすい、使い勝手の良い、そして一番相手のことを聞ける言葉と思っているかもしれません。
ただこの言葉は、相手と距離をつくる一言なのです。
もしそれを言われたら何と答えますか?
多くの方は「大丈夫」と答えます。
それで、話は終了したりする。
大丈夫?という言葉は、どちらかというとマイナスの意味合いが強い。もっと言えば強烈です。
どこか今までと違うところがあるのか、またそれが伝わっていて相手を心配させているのではないか、ダメであることを見透かされているのではないか。
言われた側は瞬時にこのような気持ちがめぐります。
だから「大丈夫」としか答えられません。
こちらは、本当は話を聞いてあげたいのに、心に寄り添ってあげたいのに。
自分の発した言葉でその気持ちを届かせてあげなくしているのです。
その相手を思う暖かい気持ちをしっかりと届けるためには、その言葉は使わないこと。
ではどのような言葉をかけてあげるのが適切か。
ポイントは「さりげなく、悟られず、何回も」声をかけること。
「もし気になっていることがあったらいつでも相談に乗るからね。」
「困ったことがもしあれば、気軽に声かけてね。時間取るからね。」
相談をするかしないかは相手の自由。ただ相談してもいいという空気をしっかり作らないと相談に来ないし、しようと思いません。
相談しやすい空気作りをどう言葉で表現するか。
そこにポイントを置くことがとても大切なのです。
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メンタルへルスは楽しいんです! (21/06/16)
メンタルへルスと聞くと、どうしてもマイナスイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
心の病とか、マイナス思考とか、ストレスとか、うつとか、離職とか意欲低下とか。
確かに全て間接的には当てはまっています。
どういうことかというと、メンタルへルスを「怠ると」そうなるということです。
というのもあるステップを飛ばしているのです。
メンタルヘルスは直訳すると心の健康。ただ文字通り読めば漠然としている。
では身体の健康に当てはめるとどうでしょう。
英語に置き換えるとヘルシーボディ。
健康的な身体とは、元気に動けて、病気にかかりにくい、もしくは病気にかかっていないというイメージありませんか。
そのために、運動したり、食事に気を付けたり、無理をしなかったしますよね。
それをしないと病気になったり、肥満になったり、無理をしてどこかを痛めたりということになります。
メンタルヘルスに当てはめると、上記の「健康管理法」をすっ飛ばして、結果としてというところを見ているからマイナスなイメージが出てくるのです。
要は、身体の健康管理法が分かっても、心の健康管理法が分からない、からなのです。
実際身体の健康管理のようにやり方が分かったら、それを行うことによって健康を保つ。
すると、落ち込んでも早く立ち直れたり、ちょっとしたマイナスの出来事でもプラスに考えられたり、焦っている時に冷静になれたり、未来に対する不安を軽減できたりするのです。
となるとメンタルへルスは決してマイナスではなく、むしろ自分にとってプラスな事なんです。
楽しくないですか?いつも笑っていれて、どんな状況もしっかりプラスに捉えられたら。
そう、メンタルヘルスは楽しいんですよ!
メンタルへルスを考える時ぜひ、自分のココロが「どうやったら楽になるか」と捉えてください。
ココロは脳の思考回路です。
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毎回の食事で〇〇をするだけでメンタルへルス (21/06/09)
メンタルヘルスは食事内容でも行えることは何度もブログに書いてきましたが、さらにメンタルヘルスに効果的なアレを行うことで絶大になります。
それは、笑顔、です。
メンタルヘルスに大きく関わるホルモン、セロトニン、別名幸せホルモンは、食べ物から生成されて作られるホルモンです。
特に赤身の肉、魚、豆製品などに多く含まれるトリプトファン、ビタミンB6が大切です。
そして食べる時に笑顔で。
意外と食事をとっている時は、真顔です。無表情なことが多い。さらに言えば仕事のことを考えながらとか、仕事をしながらということもあります。
それを意識して笑顔で食べることにより、セロトニンが体内から分泌されよりセロトニンを作られやすくするのです。
もっと言えばよく噛むこと。この咀嚼というのは、リズム運動と言われ、脳に刺激を与えることができるのです。
良質な赤身のお肉を笑顔でよく噛んで食べる。
何だか当たり前のようなこの内容こそが、その後の幸せや安心感作りにつながっていくのです。
ぜひおにぎり1つだろうと、意識してみてください。
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メンタルトレーニングとメンタルへルスは心の体力の違い (21/06/02)
【メンタルトレーニングとメンタルヘルスの違いは心の体力の違い】
メンタルトレーニングとは、主にスポーツの場面で用いられる、字のごとく心のトレーニングです。
心ってトレーニングで鍛えていくことができるのです。
特にここ一番という勝負時。トレーニングで鍛えられたメンタルは、緊張やプレッシャーに打ち勝つ強い精神力で、100%自分の実力を出すことができるようになります。
スポーツに限らず、仕事でも商談時やプレゼンなど、焦らず冷静に物事を判断し、適切に対応できる能力が求められます。
緊張状態だと思考が思うように回らなかったり、あの時こう言っておけばよかった、それが本番に出てこない場合、トレーニングを行うことでスムーズに出てくるようになります。
かたやメンタルへルスは心の健康。
健康な状態とは、そこから体力をつけることができる準備が整っている状態。
そのため、メンタルトレーニングを行うためには、メンタルへルスが大前提であるということ。
車に例えると、ガソリンがあるから走れるわけであって、ガス欠状態では走ろうと思っても走れないのです。
まずは走るためにはガソリンを多少なりと入っておく必要がある。メンタルへルスはその段階。
頑張らなければという考え方は必要です。
ただ、今心のガソリンが入っているかどうかをチェックしてください。
心に頑張るだけの体力があるかどうかを見てみてください。
なければ補充が必要。どうやって補充するのか。それはリラックスであり、良い睡眠であったり、休憩。
そんなこと言っている場合ではない仕事が、というかもしれない。
ただ心の体力がないようでは、結果的にせいぜいなんとかできるレベルなのです。
急がば回れ。
ぜひ!行ってください。
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