メンタルヘルスカウンセラー講座
自分で選んだ仕事に日々辛いと感じる理由 (21/06/01)
「あ~、今日も仕事か~。辛いなぁ」「今日は商談か、面倒だな。」
今働いている場所、職種、業態。もしかしたら本人の意思とは違うにしても実際に働いている場所を選んだのはあなた。
それは、「そこにいて何かしらメリット」を感じたからだと思います。
にも関わらず、何で辛いと感じる日々が続くのでしょうか。もしかしたらそれはあなたの「口ぐせ」に洗脳されているかもしれません。
仕事せ「ねば」、がんばらなけ「れば」、働かなけれ「れば」、稼がなけ「れば」、、、。
実はすべてに「ネバ」「レバ」を付けながら行動してませんか。
この言葉はどちらかというと、強制感があり、「自分はそうしたくない」という意味合いが含まれています。
意識してそう思っているのではなく、もはや日常の中に無意識に入り込んでいて、全て「ネバ」「レバ」に洗脳されているのです。
ご飯食べなければ、歯を磨かなければ、選択しなければ、、。
そしてこの強制的な言葉を呪文のように自分にかけ続けているから、どうしても辛くなる。
そこで、意識してほしいことがあります。
「ネバ」「レバ」が出たら「タイ」に変換すること。
仕事せネバ・・仕事しタイ。がんばらなけレバ・・頑張りタイ。働かなけレバ・・働きタイ。
タイ、は強制ではなく、自己意思。
これを呪文の言葉にしておく。それだけで楽しい一日と充実感で動けるようになります。
ネバレバ⇒タイ
ぜひ意識してみてください!
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6月にぜひ気を付けたいメンタルへルス (21/05/26)
五月病に代表されるくらい、6月はメンタルへルスに重要な時期です。
またこの6月の時期、離職も増えるのも、実はメンタルヘルスの関係も大きいのです。
特に梅雨に入ると、気分が滅入りがちになります。すると考え方がマイナス方向へ。特にテレワークや自粛が続いていると、この状態はかなり進んでいきます。
ちょっと仕事が難しくなり、ついていけないという「感覚」は、
「自分はこの仕事には多分向いていない」「みんなの足を引っ張っている」というような方向性へ進み、誰もそんなことは思っていないのに、一人でどんどんマイナス的方向へ進んでいきます。
結果的に、「辞めたらこの気持ちから解放される」というとこに行きつき、離職を考えるようになるのです。
最近、提出物に遅れが生じている。
顔が暗い。笑顔が減った。オンラインミーティングを欠席する。
そのような自分がいたり、周りにいた場合は、あなたのせいではなく、天気や時期のせい。
一人で悩まず、誰かにまず相談してください。
適切な答えが返ってこなかったとしても、気持ちが落ち着くことでしょう。
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メンタルへルス不調と心の病の境目は? (21/05/21)
メンタルへルス不調と心の病。どちらの言葉もメンタルへルスを掲げるときにはよく耳にする言葉であり、多くの方が混同された使い方をされています。
「メンタルへルス不調と医者から診断され、休職・・・」
「ストレスにより心の病になった時、どう病気を自分で治していくのか」
上記の使い方は、日本メンタルヘルスケアサポート協会からいうと、かなり混同されている状態です。
ではどう違うのか。
まず、メンタルへルス、心という言葉をとって考えてください。
すると「不調」と「病気」が残ります。
不調とは、調子が悪いこと。思わしくないこと。
病気とは、障害を起こし苦痛や不快感を伴い、健康な日常生活を営めない状態のこと。
これを考えると不調と病気は、軽度と重度となります。
「胃の不調を感じ、病院へ行ったら胃潰瘍だった」
まさにこの状態です。
または「胃の不調を感じ、病院へ行ったら胃もたれだった。」
これは不調だった、ということで、病気ではありません。
メンタルへルス、心がついても同じです。
「気持ちの憂鬱感が取れないので、病院へ行ったらうつ病だった」
不調が悪化して病気になりました。
「気持ちの憂鬱感が取れないので、病院へ行ったらまず一週間休みましょうと言われた」
これは不調であったということで、病気ではありません。
お気づきの通り、病気には必ず病名が付き、診断がなされます。
なので、メンタルへルス不調と心の病の境目は、その方が病院へ行ってどう診断されたかによって境目となるのです。
胃が痛いは、まだ病気ではないけど、胃潰瘍と診断されたら病気です。
まず境目をはっきりさせたい場合は、病院へ行ったかの有無を確認すること。
また病気かもと心配するのであれば、病院へ行ってみてもらうことをお勧めします。
ただ、独特の言い回しがあることは知っておいてください。
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メンタルへルスカウンセラーは、心理カウンセラーより身近なカウンセラー (21/02/26)
【メンタルへルスカウンセラーは、心理カウンセラーより身近なカウンセラー】
心理カウンセラーとメンタルへルスカウンセラーの違い、1つに心理かメンタルへルスか、過去か今かです。
心理カウンセラーとは、その方の成育歴からくる価値観やコミュニケーションの癖について、心理という観点から面での安定を促します。
またアドラー、ユング、アートセラピーなどの心理療法といった様々な「心理分析」法を使って過去を引き出し、心理とは何ぞやを深く追求します。
メンタルへルスカウンセラーは、あくまで「メンタルへルス」を扱うカウンセラーです。
メンタルへルスとは、心の健康管理。精神的健康を保つためにはどうしたらよいのか。
それを一緒に考えていくカウンセラーです。そのため、ゴールが明確です。
「どのような気持ちで過ごせれば楽ですか。」
健康ってそうですよね。必ず理想とする状態があり、ゴールがある。
健康とは疾患にかかっていない状態であり、抵抗力があり、病気にかかりにくい状態。それを目指し、保つのが健康管理。
メンタルヘルス的に言うと、心の健康とは、疾患にかかっていない状態であり、心にストレス耐久力があり、心の病にかかりにくい状態。
それを目指し、保つためには、「日々どんな気持ちで過ごせれば良いですか。」なのです。
そのためにカウンセラーはその人にあった心の健康を保つための方法を伝えていきます。
過去にどんなことがあり、どんな価値観があり、なぜその価値観が生まれたのか、という心理カウンセラーが行う心理分析とは異なり、過去にどんなことがあっても、今どんな価値観であっても、「これからどんな気持ちでいられることが理想なのか」を一緒に考えていく。
「今苦しめている気持ちを見つけ、解消する」そして「どんな気持ちでいられることを望むのか」を考える。
「今」の「心の不調」扱うからこそ、身近なカウンセラーなのです。
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心理学とメンタルヘルス学の違い (21/02/14)
心理カウンセラーが学ぶ心理学と、メンタルヘルス学って何が違うのか。
一つに、心理学は、療法や精神分析が中心であり、メンタルヘルス学は、心の健康管理法が中心であるということ。
そして対象者に対し、心理学は、心の回復が中心であり、メンタルヘルス学は、ココロとカラダの不調予防が中心であるということ。
心理学は、思想というところがメインになります。
そのためメンタルヘルスに必要なメンタルヘルス不調者への具体的関わり方や、声のかけ方、不調時の対応法、休職者へのかかわり方などは、学びません。
また心理学は「セルフケア」メインとなります。個人に対してどう心の悩みを解決していくのか。
メンタルヘルスでは、セルフケアプラス、ラインケアを扱います。周りの方のかかわり方という内容です。
働く方への心の悩みを扱うのであれば、メンタルヘルスはより身近なストレスを扱うため、実践的なスキルと言えるでしょう。
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メンタルヘルスの傾聴とキャリアコンサルの傾聴の違い (21/01/13)
【メンタルヘルスの傾聴とキャリアコンサルの傾聴の違い】
メンタルヘルス従事者もキャリアコンサルタントも最も大切なのは、聞き取りです。
そのために「傾聴スキル」は欠かせません。
ただ、何を聞き取るかが違うため、同じ傾聴でも技法が違います。
キャリコンの傾聴は、進路や方向性といった行動が主体。
メンタルヘルスの傾聴は、今何が辛いのか、もどかしいのかという感情が主体。
特にコロナ禍の中、後者メンタルヘルス的傾聴は必要性を求められ、テレワーク下でどれだけ部下のメンタル状況を知るかというのは、モチベーションにも関わってきます。
聴くとは、悩みを聞くだけでなく、状況把握をする手段なのです。
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カウンセラーに講師力が必要な理由 (20/11/04)
カウンセラーになりたい。
そう思ってカウンセリングができるようになる心理系学校に行き、様々な心理学を学ぶ。
そしてカウンセラーの資格を取った。それから、どう動けばよいのか分からない。
とりあえず近や身内に言ってみる。結局動けない。そしてとりあえず学んだ学校に席を置く。
いろんなイベントに参加して、同じようなカウンセラーと交流があるだけで心が癒される。
ただ現実は仕事はない。
というパターンに陥っているカウンセラーはたくさんいるのではないでしょうか。
カウンセラーとして食べていくためには、同時にセミナーやワークショップが開けるようになる講師力は必須。
受講収入、また企業からの講師依頼など単価が大きく変わってくるからです。
カウンセリング力と講師力どちらも身につけることができれば、ほぼ対応できます。
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