傾聴カウンセラー養成講座
マスクから解放された時の女性のストレス (21/08/03)
マスク生活が始まった時、特に女性のストレスとして、化粧が崩れるや乾燥、むれによる吹き出物や顔が荒れるといった悩みがありました。
さらにマスクしていたら表情が見えないということも。
その生活から1年半が経ち、マスク生活から解放された場合、ストレスはなくなるのでしょうか。
実は新たなストレスが予想されます。
マスクで隠していた部分を今度は出すのが恥ずかしい。
口紅をつけなくてはいけない。
口元の部分がおざなりになっていた分、ほうれい線、笑顔がどうか、老けて見えないか心配。
強制的でも隠されていた部分を出すのは、抵抗があります。
メンタルもそうですが、特に身体は。
だからこそ、今から準備しておく必要があります。
口紅を塗る習慣を。マスクにつくのであればリップでも。
マスクを取った時、老けたと思われないために、日ごろから笑顔の練習をする。
マスクを取った時の自分の顔に慣れておくことが大事です。
本来顔は出していたところ。マスク解放後のストレスを作らないためにそれを意識してマスクをつけるようにしてください。
・相手に受け入れられるための笑顔で、しっかりと話を聴くスキルが身に付けられる傾聴カウンセラー養成講座は、こちら。
傾聴がなぜ難しいのか (21/08/02)
日本メンタルヘルスケアサポート協会では毎月認定傾聴カウンセラー養成講座を開催しています。
講座中必ず受講生が言う言葉が、「傾聴って難しいですね。」です。
ではなぜ傾聴が難しいのか。
それは「何とかしてあげたい」という強い気持ちです。
ここで、「いや、相談に来たなら、何とかしてあげたいと思うのは当然じゃないのですか。」と思うかもしれません。
もちろん、それを望んで相手も相談にきているわけです。
ただここで大切なのは、「良いアドバイスをしてあげなければ」「気持ちを楽にしてあげたい」が強いと、結果的に聴くのではなく、良い方法をアドバイスする方に重点を置き、「聴き切れていない」もしくは「相手の望む答えになっていない」場合が多いのです。
そうなると相談を聴く側ではなく、結果的にアドバイザーになっていきます。
さらにアドバイスとは主観ですので、聴くよりしゃべる方が多くなってきたり、自分の意思に沿わぬ返事があった場合、
「それは違うんじゃないかな」と否定が入ったり。
傾聴でもっとも難しいとされるのは、先入観やジャッジメントの目線で相手の話を聴いてしまい、それを取っ払うこと。
「私目線」ではなく、「あなた目線」で話が聞けるかどうか。
もっと言えば傾聴とは「あなた目線になるスキル」と言っても過言ではありません。
相手は何を思っているのか、考えているのか。
本当はいったいどうしたいと思っているのか。
自分の考えではなく、相手の心の声をしっかり引き出してあげるスキル。
だからこそ、傾聴にはアドバイスと要素は含まれていないのです。
聴くことに悩んだら。認定傾聴カウンセラー養成講座は、こちら。
人に会えないがメンタルへルスに影響を及ぼす理由 (21/07/12)
コロナ禍でテレワークが推奨される中、メンタルへルス不調になる方が増えています。
その大きな理由が「人に会えない」こと。
コロナの前、テレワークが叫ばれてなく、「普通は出勤」で人がいるのは当たり前で、むしろ無意識に人を「受け入れていた」状況でした。
時に「人付き合い」が面倒で、「あ~、職場へ行きたくないな。」「休みたいな」と考えることも多かったことでしょう。
それが一変、強制的にテレワークで職場へいけない状態に。
「ねぇ、ちょっとこれなんだけど」と安易に聞けるひとがいない。
そもそも挨拶すらない。そこで「人に会えない不安」を覚えた人も多いのではないでしょうか。
みんな何をしているんだろう。
今聞いちゃまずいかな。
オンラインだけだとどうしても他人行儀な会話になる。
今までは気さくに話せれていたのに、躊躇するようになる。
人に会えないが、どんどん不安材料になり、焦りが出てきて、夜眠れなくなったり、「何だか老けてきた」を感じてきたり。
もちろん、そうならざるを得ない状況であるのは分かっているけど。
人恋しい時には、無理に自分を言い聞かせるのではなく、言える人にぜひコンタクトを取ってください。
というのも、メンタルへルス不調の最大の要因は不安、です。
不安が和らぐと心が確実に安定します。
「最近どう?」とか、そんな会話で良いし、1分でも良い。
あなたの心を守るために、もっとも有効な方法です。
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強制的に相手をこちらの話に巻き込む方法 (21/06/24)
ちょっとこちらの話を聞いてよ!って思う時、少なからず誰しもが経験することと思います。
自分の話だけでなく、こちらの言うこともとか、黙っていて話さない、話が続かないとか。
そういう時の画期的な方法が、質問です。
質問には相手を支配することができる効果があります。
例えば「今何時?」と聞かれると、「15時です」って答えますよね。
これはいくら距離があっても答えます。イコール、これだけで相手を自分に向かせていることですよね。
ただ、話を聞いてほしくてもどかしさを感じている人はそれが少ない。
「今15時かぁ。」という、自分でその答えを言っています。となると、相手は答える必要がないので、必然的に会話はなくなるのです。
大概話が続かないパターンで多いのは、上記のパターン。自分で話を終わらせています。
だからこそ、うまく質問を入れること。
「今日どうだった?」「特に変わりはない」これも質問して答えさせていますが、抽象的だと相手はそれしか答えることができません。そのため話は続かない。
「今日一日しいて言えばどんなことが苦しかった?」「はい、実は○○なことがあって」と具体的に聞いていくと、相手も具体的に答えてくれます。
話が続かないのは、あなたの質問の仕方にあります。
ぜひ具体的に相手の話を聞く質問をしてあげましょう。
絶対に相手は答えてくれます。そうするとどんどん話は続いていくでしょう。
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管理職の誰もが悩むのが、傾聴 (21/06/15)
管理職にとって、部下の話を聴くというのは業務の一環。ただ、この聴く=傾聴に多く悩みを抱えているのです。
普段の雑談なら聞けるのに、ただ、いざ相談事を聴くとなると難しくなる。
「一体部下の愚痴をどう解決していいのか分からない」のです。
その理由の一つに、「何か良い解決策を提示しなければならない」という考え方の先行です。
とうしたら良くなるんじゃないか。部下思いだからこそ芽生える大切な感情です。
ただそれを先行しすぎると、アドバイスを考えるようになります。
管理職本人は、「自分で考えてほしい」と望んでるのに、相談に来るとアドバイス。
この矛盾がまずあります。
自分で考えてほしいのであれば、考えるよう仕向けていく必要がある。
その1つが傾聴なのです。
傾聴の効果として、聴くことにより、自分で考え答えを導き出すというのがあります。
「どうしたらいいのか、一緒に考える」そして「答えを見つけてもらうために聴く」のです。
アドバイスは、最後の手段。
「考えさせる」ためには、根気強く傾聴する。
アドバイスをするのは早いですが、ただやらなくては意味がない。
逆にやってダメだったら、「言われたことをやったのですが、ダメでした」となった場合、またアドバイスを繰り返さなくてはなりません。
本人がしっくりする、納得して行動に移すためには、傾聴が遠いようで一番の近道となるのです。
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マスクでの傾聴のポイント (21/06/14)
マスク生活が続く中、こちらが話す側で相手が話を聴く時、怖さを感じながら話したことはないでしょうか。
また傾聴をしている時、しっかり傾聴しているという風に思い込んでいても、実は相手は怖さを感じているかもしれません。
傾聴では笑顔が大切といわれますが、今そのポイントである口元が隠れています。
特に傾聴の中では受容的態度、しっかり相手を受け入れていますよという態度が大切にもかかわらずです。
そんな中、口以外でどこでこの受容メッセージを伝えていくか。
出ているところは目だけです。
「目は口ほどにものを言う」ともいわれるほど、どんな目つきで傾聴するかが大きなポイントになってきます。
ではどのような目つきが受け入れられやすいかというと、そこに隠された口の動きが関わってくるのです。
まずあなたが思う笑顔をマスクをして行ってみてください。多分、「笑顔感」が目元にはあまり表れないでしょう。
では、前歯が見えるくらいの笑顔を作ってみてください。
今度は、下の歯も見えるくらい笑ってみてください。
そのあたりが自分から見ても「笑顔感」が出ていませんか。
自分ではオーバーに見えても、相手から見るとそれくらいが丁度良いのです。
別にこちらは怒ってなくても、目が「真顔」だと怖いのです。
相手が安心するからこそ相手は話してくれます。
だからこそ、口元は大事。それはマスクをしていても目に表れるから。
いつもより前歯が見えるくらい口角をあげる。
それだけでマスクでの傾聴はうまくいくようになるのです。
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「傾聴」がストレスになる前に (21/05/20)
聴く。これがストレスとなっている方は、実は多いようです。
部下から相談されても、どう話を聴けばいいのか分からない。
子供の話をしっかり聴いてあげたいのに、うまく聴けない。
原因として、まず自分の意見や考えが邪魔をしている。
要は、「何とか答えをださないといけない」という考えに囚われている傾向が強くでてると、かなり傾聴は難しく、聴くがストレスになるのです。
まず覚えておいてほしいのは、傾聴のスキルには、アドバイスや答えを提示するという内容は含まれていないということです。
傾聴が難しくなる1つのポイントとして、焦点を聴くにあてること。
多くの例で、「アドバイスや良い方法を見つけるために聴く」という観点があります。
実は傾聴はそうではありません。
「聴くことで、望む方向性が見えてくる」という観点です。
あくまで傾聴は、今悩んでいることを整理するスキル。
相談をされる方の頭の中は、どこに何を閉まったのか、見当がつかない物置だと思ってください。
様々な出来事が絡み合って、ぐちゃぐちゃになっています。
傾聴はスキルを使って、それを整理整頓していく作業。
そして、その中に実は欲しかったものが入っている可能性が高いのです。
良い方法は、実は自分が持っていた。
それに気づかせてあげるために、考えを整理する道具が、傾聴であるということ。
だからこそ、ひたすら聴き続けるということが大切なのです。
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