傾聴トレーニング研修
傾聴はカウンセラーの命 (21/03/16)
傾聴とは、意識して耳を傾ける「技術」。
このスキルは、「カウンセラー」という名がつく資格には最も重要で、このスキルがないとカウンセラーとは言えないくらいカウンセラーにとって命となるスキルです。
傾聴スキルを身に着けるには、とことんトレーニングが必要になってきます。
意外と「聴けない」のです。
特にカウンセラーがトレーニングをしていて難しさを感じるのは、自身の思考や価値観との格闘。
「こうした方が良い」「こう考えるべき」「みんなこのように行動した方がうまくいく」
自身の経験が邪魔をして、相手の話に寄り添えない。
傾聴トレーニングとは、言い換えれば自分との格闘、相手軸トレーニングとも言えます。
ただ傾聴スキルを身に着けてしまえば、ものすごく自分が楽になります。相手に寄り添うだけで良い。
相手の心が癒される、カタルシス効果が起きストレスの呪縛から解放される。
そんな相手の目的を達成するために。
・傾聴トレーニングがしっかりできる、傾聴トレーニング研修は、こちら。
傾聴とは、スキル。だから難しい! (21/03/15)
話を聞くって難しい。そう感じた人は聞くと聴くを混同しているかもしれません。聴く、はスキルの方です。
普段より、人の話す話を聞いていると思います。その時は、聞くで合っているのです。
こう鈍してほしくないポイントは、「聴く」時に「聞いている」こと。
「聴く」にはゴールがあります。相手の気持ちを和らげる、癒す、真意を導き出す。
ただ「聞く」は、自然に聞こえてくる音として相手の話を扱うので、上の様なゴールは存在しません。
もっと言えば、自分の意見や言いたいことを話すために聞くことさえあります。
相手に相談しても話を聞いてもらってないと言われたことがある場合、聞くになっている場合がほとんどです。
「聴く」の場合であれば、必ず「楽になった」「もっと話したい」「話していて楽しい、癒される」と言われます。
それは聴くスキルは、常に相手軸のスタンスだから。
この、常に相手軸になるスタンスが聴くを難しくしている最大の要素なのです。
これは、相手を立てるとか、敬うとか、上手を言うのではありません。
「相手のことを受容し、共感する」ということ。
これも、自分の意見を押し殺すことではありません。
何故聴くは、難しいかというと、もっと具体的に言えば、「自分の意見や考えを横に置いて、相手の話を受け止めて共感するスキル」が難しくさせているともいえるでしょう。
・受容、共感など傾聴スキルが学べる傾聴トレーニング研修は、こちら。
メンタルヘルスとコミュニケーションの関係 (21/02/11)
ストレスの100%は人が介在していると言われます。コロナ禍でのストレスもメンタルヘルス(心の健康管理)を行う中で、最も注視してもらいたいポイントなのです。
コミュのケーションがないので、人ではなく、仕事の質や量でしょうと思われるかもしれません。
例えば質。細かい作業や難しい案件や資料作り。
ただその作業を手伝ってくれる存在や聞ける相手がいたらどうでしょう。
仕事の量。各人に見合った分量を手配してくれる相手であればストレスにならないわけです。
愚痴のほとんどは「何でこんな難しい案件を渡してくるんだ。」「誰か手伝ってほしい」と人に求める内容ではありませんか。
また作業を応援してくれる仲間や励ましの言葉をかけてくれる上司の存在があれば、逆に「がんばろう」と意欲さえ出てきます。
そんなコミュニケーションが減ってきていて、「やって当たり前」「できて当たり前」なので、褒めるや認める言葉が激減。
ひと昔前にはよくあった部下との飲み会や同僚で愚痴をいう場面もなく、一人モヤモヤと。
結果的に質や量のストレスも人にいくのです。逆に言えば、質や量のストレスも人で解決できるということ。
それは、話を聴いてあげるだけでいい。どんなに言っても状況は変わりません。ただどんなにも言うことで心の負荷は減っていきます。
コミュニケーションは、ストレスを解消してあげるために最も大切なメンタルヘルスなのです。
・相手の心の負荷をより減らせる聴き方が学べる傾聴トレーニング研修は、こちら。
今すぐ上司ができるコロナ禍のメンタルヘルス対策 (21/02/04)
コロナ禍での働き方は、メンタルヘルスから見ると「個」での「孤」にいかにうまく付き合うかのように思います。
孤とは、助けるものがなくひとりぼっちの状態。
今まではわからないことがあればすぐ相談が出来たり、たまには食事に行ったり、挨拶があったりと、個々で仕事はしているとはいえ、同じ空気の中で働く集「団」で個がある働き方でした。
それがテレワークや自粛などで個での「孤」を求められ、それに心がついていかず、結果メンタル不調を引き起こしています。
日本メンタルヘルスケアサポート当協会では様々な企業様からのオンラインカウンセリングを担当していますが、多くが「孤独」からくる悩みです。
自宅勤務になり仕事のことをすぐ周りに聴ける環境ではない。聞きたくても相手のことが気になる。みんなどうしているんだろう。。。
一人でいるとマイナス思考となり、焦りや不安から夜眠れない、やる気が出ない等。心のコントロールができなくなり不調を訴えてきます。
カウンセリングでは気持ちを安定させるために傾聴を行い最善の方法を一緒に考えるのですが、そこで笑顔が戻ってきます。
そこからも見えてくるのは、現状のメンタルヘルス対策で急務なのは、「心の触れ合いをいかに作れるか」です。
そのために上司が部下のカウンセラーになってあげること。
カウンセラーといっても心理カウンセラーと同じことをするとかではなく、話に耳を傾け、共感するだけでいいのです。
求めているのは今の気持ちを受け止めてくれる存在。
仕事上のコンタクトは取っていると思います。オンラインで顔も見ることがあると思います。
それ以外に、まず上司は部下の心の声を聴く時間をとってあげてほしい。
今までは当たり前にあった部下と仕事外の話をする時間。
それが今はないことに気づいてください。孤独は生きていく上でもっとも辛い「環境」です。
・心が少しでも楽に働いてほしいと部下を心配する上司の方にお勧めの傾聴トレーニング研修は、こちら。
視線で変わる人間関係~オンライン・マスク対応~ (20/06/18)
相手と視線を合わせて話をする、聞く。ただどのよう視線で相手を見るかによって、人間関係は大きく変わります。
話をしている時の視線をぜひ一度見てみてください。真剣に聴いていると人は真顔な方が多いです。
ただその表情は、実は怖い視線な時があります。怒ってる?と思われるかもしれない。
特にオンラインでのコミュニケーションは、全体が見えない分、表情だけで判断しないといけません。
またマスクでは、口元が見えない分、目元で「聴く」を表現する必要があるのです。
人間関係を気づくための視線は、出来れば柔らかい、少し笑みが入っている方が親しみやすい。
これを意識して接するだけで、人間関係、っもっと言えば相手に受け入れられ方が違ってきます。
意識した視線をぜひ行ってみてください。
相手にとって話しやすい表情がわかる傾聴トレーニング研修は、こちら。
メンタルヘルスから見るオンラインへの注意点 (20/05/28)
新型コロナウイルス対策でオンラインは急速に普及しました。またアフターコロナで自粛要請後もオンラインを続ける企業、またオンライン導入を検討する企業が相当数出てきそうです。
その中で心配される声は「コミュニケーション」不足。
職場にいれば、「挨拶」があり、隣の人との会話もある。お昼時には同僚と食べながら「たわいもない」話をする。
職場ですれ違う時、「お先に」「よう、調子どう?」「ごめん」「またね」なんというのもコミュニケーション。
コミュニケーションの大きな目的の一つは人と人、心と心の「触れ合いツール」でもあります。
コミュニケーションによって、一体感、親近感、受容感が養われていくのです。実はこれが最高のメンタルヘルスともいえるでしょう。
もちろんオンラインもコミュニケーションツール。
ただ仕事内容の情報伝達ツールであり、会話ツールであり、側面としては「会話形成ツール」。
今後オンラインを導入していく時の課題をメンタルヘルスから見た場合、
「会話形成」にどんな「触れ合い」要素を加えていくかです。
これを行わないと「組織」って何でしょう?「企業一体となって」とは何でしょう?という事にありかねないことになるのではないでしょうか。
*オンラインでも部下のメンタルヘルスを管理するためのスキル、傾聴トレーニング研修は、こちら。
*メンタルヘルスを通信で1から学べる、メンタルヘルスカウンセラー通信講座は、こちら。
【無料~テレワーク特別企画 傾聴ノウハウ習得ZOOMセミナー (20/03/10)
【無料~テレワーク特別企画】~傾聴ノウハウ習得ZOOMセミナー
新型コロナウイルス対策のため、テレワークが推奨されています。
また学校の急な休校のため、家族と過ごす時間も増えました。
そんなテレワークになったあなたのために協会ができること。
その1つが、出勤していては学べない、日本メンタルヘルスケアサポート協会もつノウハウの無料提供。
この度、今だからこそ学んでほしいことである「傾聴ノウハウ」を無料で発信することにいたしました。
傾聴とは、聴くスキル。聴くスキルは、あなたの周りの方と信頼関係を築くためのスキルです。
職場でも「信頼関係を築きましょう」と言われたことはないでしょうか。
ただ信頼関係ってどうやってつくるのか、悩んだことがある方も多いと思います。
実はその関係作りの方法が、「傾聴」というスキルなのです。
「聴くだけで信頼関係が築けるのか。」
築けます。
「普段から聞き役だけど。」
信頼関係を築く「聴き方」というノウハウがあるから、信頼関係が作れるのです。
傾聴は、たった7つのノウハウを使うだけ。
その7つの傾聴ノウハウとは。
人のメンタルヘルスと長年向き合ってきた協会が、職場ですぐ使えるノウハウ凝縮し、1時間でお伝えします。
もちろんご家族にも早速試せる傾聴スキル。
自由に時間が使える「今」、ぜひあなたのために1時間使ってあげてください。
セミナーはZOOMなので、指定した時間にあらかじめお渡しするURLをクリックするだけ。
もちろん画面上で講師とやり取りができますので、会場へ行ったのとほぼ変わりはありません。
各回、10名限定となります。
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*日時:
第1回 2020年3月12日(木)14:00~15:00
第2回 2020年3月17日(火)10:00~11:00
*参加費:
無料
*参加人数:
各回限定10名
*セミナー内容:
・信頼関係を築く一番の近道は「話す」ことではなく「聴く」こと
・どうして「聴く」ことで信頼関係が築けるの?~「傾聴」で信頼関係を築くとは~
・今まで聞いていたのになぜ関係が築けなかったのか~「キク」の勘違いを明確にする
・「聞く」と「聴く」の違いとは
・傾聴テクニック~聴くプロが使う7つのテクニック
・傾聴で必要な8:2理論とは
・あなたの傾聴でメンタルヘルス不調は防げる!
*お申込み方法:
お申込みフォームに必要事項をお書き添えの上、お問い合わせ欄に「傾聴無料セミナー希望」とお書き添えの上、送信してください。
・・・日本メンタルヘルスケアサポート協会については、こちら。