食事をよく噛んで食べるとメンタルヘルスに良い? (21/08/18)
食事をよく噛んで食べなさい、とは幼少期から言われ続ける言葉で、あなたも言われたことがあるかもしれません。
ただ、だいたいの意味は「消化不良を起こすから」という意味合いが多いです。
消化という部分では、ごもっともな話ですが、
次に出てくる言葉が「食事は落ち着いてゆっくり食べましょう。」
メンタルへルスの観点から、実はこれが重要なのです。
噛むという行為は、歯が強くなるとか、顎が鍛えられるとか、消化に良いとか、身体に様々な利点を促します。
メンタルへルスの観点では、噛む=一定のリズムとなり、それが脳を刺激し、心の安定に欠かせない「セロトニン」という感情ホルモンの分泌を促していくのです。
「落ち着いてゆっくり食べる」とは、逆の発想からいうと、
「噛むことでセロトニンが分泌され心が安定し、落ち着きや心のゆとりが生まれる」ということになります。
普段から食事の早い方は、どちらかと言えばイライラ感が一日続いてる方も多いのではないでしょうか。
心にゆとりを持ちたいと思えば、まずはゆっくり噛んで食べること。
時間がもったいないと考える方もいますが、たった3分食事の時間を長く取るだけで、その後の仕事の効率も違ってくるかもしれませんね。
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物事がうまくいかない時のメンタル維持法 (21/08/16)
やっていても良い方向へ行っていると思えない。
どうしてこんなに前を向いている感じがしないんだ。
仕事をしている上でこのようなモヤモヤは誰しもが経験をすると思います。それに引きずられると
もう駄目なんじゃないか。
結局自分はできない。
という感情までかられる時があります。ただこういう時程、メンタルの維持をしていく方法を知っておかないと、この気持ちに押し流されて、
できない自分という風に自分自身で自分を決めつけたりするようになります。
ではまず根本的に、「難しい」「できない」と考えるようになるのはなぜでしょうか。
結論から言えば、「できるようになりたい」「うまくいかせたい」からです。
その意思が強いということをぜひ認識してください。
例えば、テニスプレーヤーが、様々な技を練習してもうまくいかないのは「その技を習得したいから」ですよね。
逆にテニスに全く興味がない方は、この技を強化したいとは思わないし、価値を感じません。
そうするとやらないし努力だってしませんよね。
これと同じ。
うまくいかないんじゃないか、は、「うまくいきたい」という強い意志の元でないと生まれないのです。
それくらい強い意志をもって取り組んでいるということです。
真正面から目の前の案件に真摯に取り組んでいるからこそ、でてきた気持ちなのです。
そう考えると、うまくいかない、はあなたの努力の結果感じられた素敵な感情ということになります。
大切なのは、しっかり今まで取り組んできたことを「やってきた」と承認すること。
その上でまた新たな方策を試してみればいいのではないでしょうか。
少なくとも過去何事例か試したものは、ダメだと分かったので、それ以外で検索する。
一人で悩む必要はない。尋ねることも方策を広げる手段です。
感情でいえば、難しいも同じです。やってみないと難しいという感情は生まれません。
そして、難しい=できない。と結びつける人がいますが、この方程式は成立しません。
難しいはできるようになりたいから派生した感情。
できるようになりたい。そのまま真摯な気持ちでそのまま行うと必ずできるようになります。
大丈夫、その意思が強い人なんだから。
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お盆のメンタルヘルス術 (21/08/10)
お盆も近くなって参りました。
コロナ禍で去年同様、行きたくても、帰りたくても動けない状況。
ただ、その時は非日常となり、行動も時間も特別な一日となります。
ここで、長期休暇のラスト一日は、通常のお休みと同じ生活を送ることをお勧めします。
私たちは、心身ともにリズムをとって生きています。
出来上がっている一日のサイクル。
それがリズムです。
歌でもそうですよね。リズムにのるからこそ、スムーズに歌えるし、歌っていて気持ちがいい。
要は、「調和」しているから。
ここで、音程やリズムが変わると、どう調和してよいのか、どう合わせて良いのかが一瞬分からなくなる。
ギクシャクしますよね。
ただ、またある程度聞くと、「勘」を取り戻し、リズム合わせようとする。
するとまたリズムに合い、調和する。
この流れは身体も同じ。
長期休暇で一時身体のリズムは崩れます。
これは、当然だと思ってください。
バカンスというリズムに変わったのだから。
でも休みが終わればまたリズムが日常に変わる。
そのリズムにできるだけのるためにも、前日はそのリズムにのる準備をしておくこと。
そうしないと、休み明けリズムにのれず、それでも日常リズムに合わせなければいけないので、無理をする。
すると、だるさが抜けない、やる気が出ない、仕事に集中できない、ボーっとする。
というような状態になります。
実は長期休暇明けは、メンタルヘルス不調者が続出します。
自身だけでなく、ぜひ周りの方にも情報をお伝えください。
休み明け、みんなで気持ちよくスタートできるように。
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お腹が空くとイライラするのはなぜ? (21/08/06)
お昼、夕食前など、お腹が空いて集中力が途切れたり、イライラしたり。誰しもが経験があるのではないでしょうか。
昼前には商談をするなと言われているくらい、この時間はお腹が空くと人をイラつかせます。
ではなぜ、お腹が空くとこのような精神状態になるのでしょうか。
そこで大きく関与しているのが、意外かもしれませんが血糖値です。
実は血糖値が下がる時に、感情が大きく変化をするのです。
医学的に説明すると・・。
例えば食べた時は血糖値が上がります。ただ血糖の血糖のうち20~30%が脳で消費されます。
そのため血糖が下がると、脳に糖が足りなくなるので、感情や精神面に不調が出やすくなります。
低血糖状態になると、脳の血流が悪くなり、眠くなったり、理性を司る大脳皮質の働きに影響が出て、抑制力や判断力が鈍ったりします。
その一方で、「なんとか血糖を上げよう」と、興奮系のホルモンであるアドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンなどを分泌したりします。
その結果、怒りや敵意、焦燥感、落ち込みなどを引き起こすのです。
よくダイエットと言って過剰に糖質オフを行うと、脳に糖が不足するため、以上のような症状が出やすくなってきます。
さらに、糖質単体の食事、うどん、パスタ、○○丼などは、急激に血糖値が上がる分、急降下を起こしやすく、脳にお腹が空きやすくなり、さっき食べたのにお腹が空くということにつながっているのです。
食事前のイライラや倦怠感をなくすために気をつけたいことは、できるだけ糖の吸収を緩やかにしてあげること。
そのための食べる順番は、まず野菜、キノコ類。
先に食べておくと食物繊維が吸収を緩やかにしてくれます。
できれば糖質が多いものは、最後に食べることを心がけるとよいでしょう。
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メンタルへルス不調?と思われる人に絶対にかけてはいけない一言 (21/08/05)
【メンタルへルス不調?と思われる人に絶対にかけてはいけない一言】
気分がすぐれてなさそうな人、暗くなっている人、落ちこんでそうな人には心配であなたも声をかけると思います。
元気つけれるかと思って。
寄り添ってあげたくて。
話を聞いてあげたくて。
辛さを緩和してあげたくて。
そのことは絶対に必要なことで、見逃すわけにはいかないので、一番正しい方法です。
ただ大切なのは、その暖かい心を自分で台無しにしないことです。
それは、第一声ですべてが決まります。その一言とは
「大丈夫か?」です。
使いやすい、使い勝手の良い、そして一番相手のことを聞ける言葉と思っているかもしれません。
ただこの言葉は、相手と距離をつくる一言なのです。
もしそれを言われたら何と答えますか?
多くの方は「大丈夫」と答えます。
それで、話は終了したりする。
大丈夫?という言葉は、どちらかというとマイナスの意味合いが強い。もっと言えば強烈です。
どこか今までと違うところがあるのか、またそれが伝わっていて相手を心配させているのではないか、ダメであることを見透かされているのではないか。
言われた側は瞬時にこのような気持ちがめぐります。
だから「大丈夫」としか答えられません。
こちらは、本当は話を聞いてあげたいのに、心に寄り添ってあげたいのに。
自分の発した言葉でその気持ちを届かせてあげなくしているのです。
その相手を思う暖かい気持ちをしっかりと届けるためには、その言葉は使わないこと。
ではどのような言葉をかけてあげるのが適切か。
ポイントは「さりげなく、悟られず、何回も」声をかけること。
「もし気になっていることがあったらいつでも相談に乗るからね。」
「困ったことがもしあれば、気軽に声かけてね。時間取るからね。」
相談をするかしないかは相手の自由。ただ相談してもいいという空気をしっかり作らないと相談に来ないし、しようと思いません。
相談しやすい空気作りをどう言葉で表現するか。
そこにポイントを置くことがとても大切なのです。
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「悩み」のプロセスと相談対応 (21/08/04)
人が「悩む」。解決したいから「相談」する。
このプロセス(過程)は、様々な相談の中で当たり前のようなことです。
悩まなければ相談はしないのも当たり前です。
ただ相談対応をされる方で最も困るのは、「何が最も有効な解決策かを見極める」こと。
そこで大きなヒントになるのが、悩みとなるプロセスです。
ここで悩みに至るまでの経緯を考えてみたいと思います。
悩みには、それを作った根本となる「出来事」「きっかけ」があります。
上司にバカにされた。
仕事で失敗をした。
言ったことをちゃんとしてくれない等。
そしてそういった出来事により、感情がマイナスへ変化します。
上司にバカにされた⇒悲しい・悔しい
仕事で失敗をした⇒劣等感・挫折感
言ったことをちゃんとしてくれない⇒もどかしさ・苛立ち
そして症状がでてきます。
上司にバカにされた⇒悲しい・悔しい⇒上司とうまくコミュのケーションが取れなくなった
仕事で失敗をした⇒劣等感・挫折感⇒新しいことに挑戦する気持ちがなくなった
言ったことをちゃんとしてくれない⇒もどかしさ・苛立ち⇒怒りっぽくなった・どうしても当たってしまう
これが、悩みの誕生です。
相談対応を行う場合、このプロセスをしっかり聴き出すことがまず大切。
その上で、出来事と感情のどちらにアプローチをするかなのです。
上司にバカにされた⇒上司にごめんといてもらう⇒悲しい・悔しい気持ちの消滅・・・上司に今の気持ちを伝えてみる
仕事で失敗をした⇒今回だけで次回はそのようなことがないという考え方に変換⇒劣等感・挫折感の消滅・・・考え方の変換法
言ったことをちゃんとしてくれない⇒あきらめる⇒もどかしさ・苛立ちの消滅・・・気にしないでいるためにはどうしたら良いかを考える
ベストな答えとは、相手が望む結果を見つけ、そのためにどうしたら良いかを考えること。
だからこそ、そのプロセスを引き出していくことが遠回りの様で実はもっとも速い問題解決策なのです。
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マスクから解放された時の女性のストレス (21/08/03)
マスク生活が始まった時、特に女性のストレスとして、化粧が崩れるや乾燥、むれによる吹き出物や顔が荒れるといった悩みがありました。
さらにマスクしていたら表情が見えないということも。
その生活から1年半が経ち、マスク生活から解放された場合、ストレスはなくなるのでしょうか。
実は新たなストレスが予想されます。
マスクで隠していた部分を今度は出すのが恥ずかしい。
口紅をつけなくてはいけない。
口元の部分がおざなりになっていた分、ほうれい線、笑顔がどうか、老けて見えないか心配。
強制的でも隠されていた部分を出すのは、抵抗があります。
メンタルもそうですが、特に身体は。
だからこそ、今から準備しておく必要があります。
口紅を塗る習慣を。マスクにつくのであればリップでも。
マスクを取った時、老けたと思われないために、日ごろから笑顔の練習をする。
マスクを取った時の自分の顔に慣れておくことが大事です。
本来顔は出していたところ。マスク解放後のストレスを作らないためにそれを意識してマスクをつけるようにしてください。
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