
テレワークから対面への働き方シフトの難しさ (21/06/22)

コロナをきっかけにリモートへシフトした方も多い中、今度は逆にリモートから対面へシフトする時期が見えてきたように思います。
ただ出社してみんなの顔を見るのが当たり前からリモート勤務へのシフトへの難しさがあるように、リモートから対面への働き方のシフトも難しさがあるのかもしれません。
まず出社をしなくてはいけない。
電車に乗らなくてはいけない。
コーヒーを外へ買いに行かなくてはいけない。
お昼ご飯を食べに出なくてはいけない。
すぐ横に人がいる。
「話しやすさ」から集中できない。
団体行動が余儀なくされるなど。
特に去年、今年入社した社員
カメレオンみたいに即座に周りに溶け込むことはできず、環境になじむには時間がかかる。
いくらコロナが落ち着いたからといって、マスクが外せないように。
今そういう会社の声が増えてきてますので、ぜひ「人」を迎え入れるご準備を。
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悩みは不安がつくる方程式 (21/06/17)

不安。。生きていれば必ず、また一日の中でも何回も訪れるこの感情。
「将来これで大丈夫か」
「コロナにかかるのではないか」
「カギ閉めたかな」
「相手にどう思われているか」
「この資料の書き方で大丈夫か」などなど。
実は人は一日中不安と格闘しています。よく「この悩みはどうやったら解決できますか」と言われますが、
まず悩み=不安+未来であることを理解してほしい。
そして悩みが深くなる、また大きくなるということは、悩み=不安×未来という形になり、不安要素の数が大きくなればなるほど、悩みは大きくなるということです。
大切なのは、具体的に何が不安なのかを理解すること。
将来が不安。具体的には?お金?パートナー?老後?場所?
コロナが不安。具体的には?かかるかが具体的ではなく、今の予防の仕方だけで大丈夫か?ということ。
ただ不安は感情。
単純に言えば、本人が「大丈夫」「考えてもしょうがない」という風に思えれば、消えるわけです。
そう考えて方程式に当てはめると、悩み=未来という形式は成立せず、悩み=不安(0)×未来は0になります。
また具体的な不安が目に見えたのであれば、その不安をどう解決するかと考えてください。
不安を多く持つということは、未来に対し、慎重に生きている証拠、または未来を楽しく生きるためにしっかりと考えている証拠。
今までもたくさん不安を感じてきたと思います。
でもそれを乗り越えてきたあなたがいます。
だから大丈夫なんです。どんな不安も乗り越えられる力を持ってますから。
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メンタルへルスは楽しいんです! (21/06/16)

メンタルへルスと聞くと、どうしてもマイナスイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
心の病とか、マイナス思考とか、ストレスとか、うつとか、離職とか意欲低下とか。
確かに全て間接的には当てはまっています。
どういうことかというと、メンタルへルスを「怠ると」そうなるということです。
というのもあるステップを飛ばしているのです。
メンタルヘルスは直訳すると心の健康。ただ文字通り読めば漠然としている。
では身体の健康に当てはめるとどうでしょう。
英語に置き換えるとヘルシーボディ。
健康的な身体とは、元気に動けて、病気にかかりにくい、もしくは病気にかかっていないというイメージありませんか。
そのために、運動したり、食事に気を付けたり、無理をしなかったしますよね。
それをしないと病気になったり、肥満になったり、無理をしてどこかを痛めたりということになります。
メンタルヘルスに当てはめると、上記の「健康管理法」をすっ飛ばして、結果としてというところを見ているからマイナスなイメージが出てくるのです。
要は、身体の健康管理法が分かっても、心の健康管理法が分からない、からなのです。
実際身体の健康管理のようにやり方が分かったら、それを行うことによって健康を保つ。
すると、落ち込んでも早く立ち直れたり、ちょっとしたマイナスの出来事でもプラスに考えられたり、焦っている時に冷静になれたり、未来に対する不安を軽減できたりするのです。
となるとメンタルへルスは決してマイナスではなく、むしろ自分にとってプラスな事なんです。
楽しくないですか?いつも笑っていれて、どんな状況もしっかりプラスに捉えられたら。
そう、メンタルヘルスは楽しいんですよ!
メンタルへルスを考える時ぜひ、自分のココロが「どうやったら楽になるか」と捉えてください。
ココロは脳の思考回路です。
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管理職の誰もが悩むのが、傾聴 (21/06/15)

管理職にとって、部下の話を聴くというのは業務の一環。ただ、この聴く=傾聴に多く悩みを抱えているのです。
普段の雑談なら聞けるのに、ただ、いざ相談事を聴くとなると難しくなる。
「一体部下の愚痴をどう解決していいのか分からない」のです。
その理由の一つに、「何か良い解決策を提示しなければならない」という考え方の先行です。
とうしたら良くなるんじゃないか。部下思いだからこそ芽生える大切な感情です。
ただそれを先行しすぎると、アドバイスを考えるようになります。
管理職本人は、「自分で考えてほしい」と望んでるのに、相談に来るとアドバイス。
この矛盾がまずあります。
自分で考えてほしいのであれば、考えるよう仕向けていく必要がある。
その1つが傾聴なのです。
傾聴の効果として、聴くことにより、自分で考え答えを導き出すというのがあります。
「どうしたらいいのか、一緒に考える」そして「答えを見つけてもらうために聴く」のです。
アドバイスは、最後の手段。
「考えさせる」ためには、根気強く傾聴する。
アドバイスをするのは早いですが、ただやらなくては意味がない。
逆にやってダメだったら、「言われたことをやったのですが、ダメでした」となった場合、またアドバイスを繰り返さなくてはなりません。
本人がしっくりする、納得して行動に移すためには、傾聴が遠いようで一番の近道となるのです。
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マスクでの傾聴のポイント (21/06/14)

マスク生活が続く中、こちらが話す側で相手が話を聴く時、怖さを感じながら話したことはないでしょうか。
また傾聴をしている時、しっかり傾聴しているという風に思い込んでいても、実は相手は怖さを感じているかもしれません。
傾聴では笑顔が大切といわれますが、今そのポイントである口元が隠れています。
特に傾聴の中では受容的態度、しっかり相手を受け入れていますよという態度が大切にもかかわらずです。
そんな中、口以外でどこでこの受容メッセージを伝えていくか。
出ているところは目だけです。
「目は口ほどにものを言う」ともいわれるほど、どんな目つきで傾聴するかが大きなポイントになってきます。
ではどのような目つきが受け入れられやすいかというと、そこに隠された口の動きが関わってくるのです。
まずあなたが思う笑顔をマスクをして行ってみてください。多分、「笑顔感」が目元にはあまり表れないでしょう。
では、前歯が見えるくらいの笑顔を作ってみてください。
今度は、下の歯も見えるくらい笑ってみてください。
そのあたりが自分から見ても「笑顔感」が出ていませんか。
自分ではオーバーに見えても、相手から見るとそれくらいが丁度良いのです。
別にこちらは怒ってなくても、目が「真顔」だと怖いのです。
相手が安心するからこそ相手は話してくれます。
だからこそ、口元は大事。それはマスクをしていても目に表れるから。
いつもより前歯が見えるくらい口角をあげる。
それだけでマスクでの傾聴はうまくいくようになるのです。
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あなたのその「解釈」はあなたを幸せにしてくれますか? (21/06/11)

解釈とは、自分の判断力に照らして理解すること。
例えば、ピカソの絵を下手くそと判断するか、超芸術と判断するか。
例えば、パクチーを臭いと判断するか、超良い香りと判断するか。
例えば、パンク音楽をうるさいと判断するか、最高のリズムと判断するか。
正解不正解ではなく、その人の判断だけです。
逆に言うと「社会性」「社会人」も個々の解釈であり、それが正しい不正解もないということです。
マナーとは別です。マナーとは、礼儀作法のこと。社会生活を円滑に行う上で身につけておくべき行動 であり、自分の価値を高めてくれる行動です。
また常識とも別です。これは一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。
なので、「常識にとらわれるな」というプラス的ないい方は、実は「解釈は様々だ」といっているのかもしれません。
ただ解釈も大切なのは、「それはあなたを幸せにしてくれる解釈ですか」ということです。
ついネガティブに考えてしまう。決してこれはあなたを幸せにしてくれません。
逆に解釈だからといって他人から見てあまりにも現実とかけ離れていて非常識さを感じるのであれば、あなたに対する目が変わり、結果的にあなたを幸せにしてくれない。
物事に対し、どんな解釈を付けるかは自由。
ただ、自分にとって幸せな解釈は何だろう?
そう考えていくことが、一瞬の心のゆとりにつながり、解釈次第では、素敵な現実を迎えることができるということです。
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めんどくさいから脱出するメンタルヘルス (21/06/10)

めんどくさい。この気持ちはメンタルヘルス的にもかなり左右される1つの感情です。
この感情で、行動がにぶったり、やることがやれなかったりしますよね。たまにこの感情のために、後悔やその後倍の負担がのしかかったりします。
今回はやる、やらないということより、めんどくさいと感じた時、その後この感情のせいで悩まない方法という観点でお伝えします。
めんどくさいとは、単純に言えば「やりたくない」ということ。
気持ちがのらないとも言い換えれます。行動に気持ちがのっかっていかない。
実はこの気持ちは過去の経験が引き起こしています。
過去、同じようなことをやってみたがうまくいかなかった、失敗した。
そこから「どうせ今回もうまくいかない」「なっても無駄ではないか」
そしてルーティン化されたもの。「またしなくてはいけない」という強制心。
だからやりたくないし、もちろん気持ちも乗らない。
そういう時には自分へのメリットを考えてください。
これをすることによってどうなるか。今日のその行動が今からにどうつながり、どう自分にとってメリットとなってくるのか。
もうひとつは、やりたくないなら「やらない」と決め、回避できてやれる別の「より楽な」方法をかんがえること。
新しいやり方は、発見へつながっていったり、挑戦となったりします。
こういう方法でやってみようは未来への希望や期待を生みます。
例えば昔の選択。ゴシゴシ洗濯板で洗うのは時間がかかり、めんどくさい。
だから洗濯機が生まれました。さらに楽にするために、より汚れがおちる洗剤を開発し、洗濯の楽をいまでも追及しています。
自分にとって楽なやり方を見つけるのです。
めんどくさいと感じたら、より楽な方法をぜひ見つけてみてください。
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